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最高の大暑を過ごしたレッド・プロミネンス(後編) Edit

エクシア王国 首都メリオル
ネオジェットストリーム本館
コパッチ「クルト、頼まれてた機材ちゃんと買ってきた!」
クルト・ミュラー「コパッチ、おつかい引き受けてくれてありがとよ。機材俺の自室へ置いといてくれ。......(今年のエクシア王国独立記念日パレード8月開催だからあと数日程度か。その日はクルー全員にパレード楽しんでもらうか)」
ラム「お兄ちゃん!あのね、マイケルさんからグリーンシードの遊園地の入場券二枚貰ったの!ロムちゃんと二人で楽しんでくれって」
クルト・ミュラー「そうか。そいつは良かったな」
ラム「でも私、お兄ちゃん誘ってロムちゃんと三人で遊園地行きたいなぁ...。」
クルト・ミュラー「すまねぇ。俺は今忙しくて頼み事聞けそうにねぇ。ていうか入場券クロムランドから貰ったんならお前らだけで遊園地満喫すりゃ...」
ラム「お願い...クルトお兄ちゃんウルウル」
クルト・ミュラー「.....わ、分かった!分かったからお前の頼み聞いてやるからつぶらな瞳で俺を見つめるな!」
ラム「ホント!?わーいお兄ちゃんと遊園地だ!♪」
クルト・ミュラー「ったくしょうがねえなぁおい。今回は特別だぜ?ラム、ロム呼んでこいすぐに出発するぞ」
ラム「うん♪」
同じ頃異界では...
異界 高岡市 二塚地区
恵飛須沢胡桃「二人共ちゃんと財布持ってきてるか?」
大村櫻子「カバンのポケットにしまってます!」
コマさん「オラモーリーファンタジーに行くの久しぶりズラ!ジャックポット何回当てられるかワクワクするズラ!」
大村櫻子「よしイオンモールはすぐそこだしダッシュで向かうぞ!」
コマさん「あっ!櫻子そんなに早く走ったら危ないズラよ!」
大村櫻子「ヘーキヘーキ大丈夫だって!胡桃さんもコマさんも早くイオンモールに入ろう!」
恵飛須沢胡桃「そう急がなくたってモーリーファンタジーは逃げたりしないぞ。まぁはしゃぐ気持ちは分かるけど。そんじゃメダルゲーム何処までできるかやってみますか!」
アクション仮面「報告通り、奴らイオンモールへ走っていく!このまま尾行するぞ!」
キモ足君「ハバカミ達の指示を待ってからでいいんじゃないか?」
パラレラー「安心しろ...ハバカミ達ならすぐにこちらへ来る。では作戦開始だ!」
トラップボックス「これからあの世逝きなのに呑気なもんだなハッハー!」
2分後...
イオンモール高岡 1F
半間修二「速かったじゃねぇかお前ら」
パラレラー「半間か。奴らは何処へ行った」
半間修二「雑魚共なら二階のモーリーファンタジーってとこに向かってる最中だぜ。つーかよぉ、雑魚ぶっ殺すのに男爵達待つまでもねぇだろ」
パラレラー「それも事実だが今は作戦を遂行を優先する。いくぞ」
コマさん「モンゲー!どのゲームも魅力的ズラー!」
恵飛須沢胡桃「櫻子、メダル貸出私がするから先にコマさんとどれ遊ぶか決めてくれ」
大村櫻子「分かりました!」
メラゴースト「おい、コマさんと櫻子近づいてきてるぜ」
ナックルジョー「あいつらマジでイオンモールに来やがったぞ」
アクムー「どうする?まだ本隊が到着してないわよ。ここは私達だけでやる?」
ナックルジョー「当然だ!こいつらは俺達だけでやるぞ!」
メラゴースト「こいつらを殺れば大出世は約束される!やろうぜ!手柄は俺らが貰うんだ!」
大村櫻子「ん?誰かの声しなかったか?」
コマさん「した気がした...ってモンゲーーー!?後ろに誰か来てるズラー!」
ナックルジョー「ネオジェット!先月のかり、返しにきたぜ!」
大村櫻子「お前らはレッド・プロミネンス!?」
メラゴースト「お前らの内一人でも始末すれば大出世できるんだ!だから大人しく殺られろ!メラ
ドゴーーーーーン!
大村櫻子「うわぁ!『ヒュン!』危ないなぁ...いきなり何するんだよ!!」
コマさん「オラ達ただメダルゲームしに来ただけズラ!イオンモールで暴れられたらそれができなくなるズラよ!」
ナックルジョー「そんなの俺達に関係あるか!こっちはお前らに拠点壊されてるんだぞ!喰らえスマッシュパンチ!
ドゴーーーーーン!
一般人A「きゃあああああああ!」
一般人B「逃げろ!ここで暴れてる奴がいるぞ!」
恵飛須沢胡桃「なんか中が騒がしくなってきたぞ...櫻子達の方からだな。いってみるか!」
大村櫻子「お前らやめろって!ここ色んな人達がメダルゲームする場所なんだぞ!」
アクムー「そんなも知らないよーだ!」
恵飛須沢胡桃「やっぱりなんか騒がしいぞ!どうなってるんだ!?...なっ!?こいつら...!!」
コマさん「これじゃあメダルゲームできないズラ!誰かこいつらなんとかしてほしいズラー!」
恵飛須沢胡桃「おいお前らレッド・プロミネンスだろ!!イオンモールで何暴れてるんだ!!」
ナックルジョー「やべぇネオジェットの実力者だ!」
恵飛須沢胡桃「とっとと出ていけこのならず者共!!とっておき!トルネードスラッシャー!!
ドゴーーーーーン!
アクムー&ナックルジョー&メラゴースト「うわあああああ!」
恵飛須沢胡桃「二人共大丈夫か!?」
コマさん「なんとか大丈夫...も...も...モンゲーーーーー!ガリレオファクトリーの筐体穴空けられて動かなくなったズラー!」
大村櫻子「しかも他の筐体いくつか壊されてる!なんてことしてくれたんだよ!!せっかくメダルゲームしに訪れたのにぃ!」
コマさん「そんなのあんまりズラー!」
恵飛須沢胡桃「私もメダルゲームやるの楽しみにしてたからこんなに荒らされたとなると正直心にくるな。ここは係員読んでこの事を伝えとくしか」
半間修二「おいごらぁネオジェットの雑魚共ッ!!」
パラレラー「メラゴースト!ナックルジョー!我らが駆け付けるまでの間よく時間を稼いでくれた!」
トラップボックス「てめえらよくもファイヤーの誕生日に襲撃しやがったなー!責任とって全員死んでくれよーハッハー!」
水城花音「小矢部の出来事での恨み晴らしに来てあげたわ!」
恵飛須沢胡桃「マジかよさっきの奴らの他に別のがいたのかよ!」
パラレラー「大村櫻子、コマさん!貴様らの命奪わせてもらう!カチコチブレス!
恵飛須沢胡桃「クソッタレ!お前らにイオンモール荒らされてたまるかよ!!とっておき!キラードレイン・ザ・シャベル!
ドゴーーーーーン!
パラレラー「ぐぉおおおおおお!」
トラップボックス「ごはああああああ!」
水城花音「いやああああああああ!」
半間修二「こいつ無駄な抵抗しやがって。大人しく殺られてくれねぇと雑魚二匹殺せないだろ!!」
恵飛須沢胡桃「雑魚って櫻子達に向かって言ってるのか!?私の大事な仲間を侮辱するなよ!!ふざけるなッ!!」
水城花音「半間あれを見なさい!」
ボォオオオオオオ!(メラゴーストが破壊した筐体が火花を散らしそして出火した)
コマさん「火事ズラ!」
大村櫻子「やばい火が周りのモーリーファンタジー中に燃え広がり始めてる!」
ジリリリリリリ!(火災検知器が出火元を検知)
アナウンス『火災発生!火災発生!二階のモーリーファンタジーから出火!モール内の従業員とお客様は直ちに外へ避難してください!』
水城花音「あの壊れた筐体から出火してるみたいよ!非常に拙いタイミングで検知器が作動したようだわ!消防と警察がくる前にカタをつける必要が迫られるわ!」
半間修二「だったら今すぐ叩きのめすだけだ!」
恵飛須沢胡桃「(詣ったぞ...これ櫻子達避難させるには非常口に繋がる通路を走らせなきゃダメか。その為には半間ら蹴散らして非常口へ急がないとな...ならば!)二人共火に避難ルート塞がれる前に急いで外へ逃げろ!私はこいつら倒してから避難を」
???「それは無理じゃないかしら?それにダメじゃない火遊びなんて危険な真似したら。誰が放火したか不明だけど、ネオジェットのクルーを始末するには反って都合がいいわ」
恵飛須沢胡桃「おいおい嘘だろ...こいつら何人来てるんだよ。よりによって火災発生した直後に」
声がした方へ胡桃達が振り向いた先には
エコロ「あれーこれって絶体絶命って感じだね!なんだか面白くなってきたよ♪」
ハバタクカミとエコロが襲来してきたのだ
大村櫻子「ハバタクカミ!エコロ!」
ハバタクカミ「非力な敵クルーの追跡ご苦労だったわ。貴方達は至急外へ避難しなさい。後はあたし達が討ち取るから」
水城花音「えっ?勝手に避難していいの?じゃあ後は任せたわよ!半間、急いで外へ避難しましょ!」
半間修二「しゃあねぇがそうするしかねぇか!
大村櫻子「待ってよ!じゃあ最初からお前らにストーカーされてたのかよ!」
ハバタクカミ「えぇそうよ、なんの為にあたし自ら出向いたと思ってるのよ。今回はネオジェットの弱いクルーを討伐して戦力を削ぐ単純な作戦なの。貴方達ファイヤーの誕生日にあたし達に甚大な被害を与えたでしょ?なので貴方達はその償いと為今日ここで死んでもらわないといけないの」
大村櫻子「お前ら......よくもイオンモールに放火したな!!許さない!!お前らなんか私がやっつけてやる!!」
恵飛須沢胡桃「待て櫻子!」
ビリー・カーン「オラオラ余所見してると大怪我するぜ!『ガスッ!』」
大村櫻子「がはっ!」
四次元男爵「隙をみせるとは愚か者め!小娘、貴様の命この私がもらい受ける!喰らえ必殺!四次元ミサイル!
ドゴーーーーーン!
大村櫻子「きゃああああああ!」
恵飛須沢胡桃「櫻子!」
ハバタクカミ「そうそういい忘れたけど。貴方達を確実に討てるよう強力な助っ人動員しておいたの」
四次元男爵「ネオジェットよ悲しむ必要はない。貴様らは間もなく死ぬ。この人数に抗っても無謀なだけにすぎん」
恵飛須沢胡桃「(マジかよ冗談じゃないって。まさかレッド・プロミネンスの精鋭まで来るなんて予想できるかよ!にしてもなんて連携技だ。隙が全然ない...ハバタクカミまで届きもしない。やばいぞ...、今こいつらと戦えばどのみち火に囲まれて逃げ遅れる!そうなったら私達は終わりだ!ここは倒れた櫻子担いで奴らから逃げるしか助かる方法はない!殺される前に!)櫻子!私の背中に捕まれ!逃げるぞコマさん!ここで奴らと戦ったら間違いなく殺される!外まで逃げたら支部へ助けを求めるぞ!」
コマさん「わ...分かったズラ!」
エコロ「あはは僕らと鬼ごっこしたいんだ!」
ハバタクカミ「この状況で逃げる選択をしたのは英断よ。でもどうせ無駄だと思うけど、せいぜい抗ってみることね」
胡桃はこれ以上レッド・プロミネンスと交戦すれば、火災がおきたモール内に取り残されると悟り、倒れた櫻子を担ぎ、死に物狂いで非常口へ急ぐ
一般人C「うわあああああ!」
一般人D「助けてくれえええええ!」
一般人「火の手がすぐそこまで迫ってるぞ!逃げろ!」
コマさん「他のお客さんも非常口へ走ってるズラ!あっ...胡桃右側の通路出入り口まで続いてるズラ!」
恵飛須沢胡桃「マジか!でかしたぞコマさん!この出入り口まで走って出るぞ!」
コマさん「はいズラ!」
恵飛須沢胡桃「うおおおおおおお!」
コマさん「ズラーーーーー!」
だがしかし
コマさん「っ!?」
ハバタクカミ「待ちなさい。貴方達の行き先は非常口じゃないでしょ」
エコロ「胡桃ちゃん達みーつけた!この鬼ごっこ想像以上に楽しいね♪」
ハバタクカミ達が真後ろに急接近していた
コマさん「(えっ?敵がすぐ近くまで追ってきてるズラ)」
恵飛須沢胡桃「おおおおおおおお!」
ハバタクカミ「言ったでしょ?今日ここで死んでもらわないといけないって。だからいい加減諦めて命をこちらに差し出してちょうだい」
コマさん「(どうするズラ...振りきりないズラ)」
恵飛須沢胡桃「出入り口は目の前だ!全速力で走れ!」
コマさん「(このままだと追い付かれるズラ。ここで皆死んじゃうくらいなら...,!)う...うわああああああ!お前ら胡桃達はやらせないズラ!(オラが時間稼ぎになればいいズラ!)」
ハバタクカミ「へぇー仲間を守るために自身を犠牲にしてあたし達を阻もうっていうの?貴方中々勇ましいじゃない。じゃあさようなら、恨むならミュラーを恨むことね。シャドーボール!
ドゴーーーーーン!
コマさん「ぎゃあ!」
エコロ「胡桃ちゃん僕と遊ぼうよ!」
恵飛須沢胡桃「くぅ!」
エコロ「ライアー!
恵飛須沢胡桃「うおおおお当たって堪るか『ヒュン!』らぁ!ズサー!ハァハァ!」


エコロ「あーあ...あと一歩で倒せたのに逃げられちゃった。おや?コマさんは逃げなかったみたいだね。じゃあ君と遊んであげるよ!」


恵飛須沢胡桃「奴らが迫っていたが...なんとか...脱出できたぞ......。はっ!?コマさん!そんな...まだあの中に」


エコロ「ねぇコマさん。最後に何か一言いっていいよ!」
コマさん「(怖いズラ...けどネオジェットストリームのクルーとして胡桃達の方へ行かせないといけないズラ!)ネオジェットストリームの皆はお前らより強いんだズラ!オラはここでやられちゃうズラ!でも皆は絶体オラの仇を取ってくれるズラーーーーー!」
エコロ「君達って僕らより強いんだ!アハハハハ面白い遺言だね!それじゃあまたねー♪イーミテーション!
デデーーーーーーーン!!!!
コマさん「ズラーーーーーー!ドサッ」
エコロ「あー楽しかった♪けど櫻子ちゃん倒せなかったのはちょっと残念な気がするけどいっか♪」
四次元男爵「作戦は成功しましたかな?」
ハバタクカミ「成功したというよりどちらともいえない結果だった。コマさんは始末できたけど残りの二人は逃がしてしまったの。しかもこいつ、あたしを阻んで胡桃達を逃がし、死ぬ直前に啖呵切ったのよ。弱い割に大したもんだわ」
四次元男爵「そうでございますか。ハバカミ殿...、もうじき消防と警察が駆け付ける頃でしょう。ビリー・カーンをつれこの場を後にしましょう」
ハバタクカミ「それもそうね。エコロ、ここを離れるわよ。当初の目的である、敵の戦力を削ぐ事はできたわ」
コマさんはエコロに殺害され、レッド・プロミネンス消防が現場へ到着する前に去っていった
火災が発生した少し前...
古谷向日葵「皆さん大変ですわ!イオンモールで火災が発生しましたの!その中に櫻子が居ると思いますの!櫻子は胡桃さん啖呵とメダルゲームすると仰っておりました!連絡を入れたのですが全く応答がありませんの!きっと櫻子達はモールの中で火災に巻き込まれたかも知れませんわ!お願いです!櫻子を胡桃さん達を助けてください!」
向日葵が支部のクルーに緊急連絡していた
その中で胡桃達がいる場所の近くにいた鬼塚軍曹が
鬼塚軍曹「何!?櫻子達が!?分かったすぐに駆け付ける!」
緊急連絡を受け直ぐ様火災現場へ駆け付ける
それから数分後...
鬼塚軍曹「胡桃!櫻子!無事か!」
恵飛須沢胡桃「軍曹...私は無事だ。櫻子は気を失ってるけど息はある。でもコマさんが...コマさんが」
鬼塚軍曹「コマさんがどうかしたのか?」
恵飛須沢胡桃「コマさんが私達を逃がすためにハバタクカミとエコロに」
鬼塚軍曹「何だと!?あの火災はレッド・プロミネンスの仕業だというのか!じゃあコマさんはまだモール内に...。胡桃!お前を櫻子を連れ支部へ戻れ!俺は逃げ遅れたコマさんを救出する!」
恵飛須沢胡桃「わ、分かった!軍曹、コマさんを助けてくれ頼む!」


鬼塚軍曹「コマさん何処だ!助けにきたぞ!」
そこで軍曹は見てしまった
鬼塚軍曹「うぉ......コ...コマさん......」
変わり果てたコマさんの姿を
鬼塚軍曹「うわああああああああコマさん!チクショウ!何故お前が!レッド・プロミネンスめ!クソッタレエエエエエエ!!」
鬼塚軍曹は死んだコマさんを抱き抱え脱出した
鬼塚軍曹「許さん...許さんぞエコロ、ハバタクカミ、よくもコマさんを!!奴らだけは断じて許すわけにはいかねぇ!!!!」
その後消防が到着し火は30分後に消し止められた。幸い一般人に犠牲者は出なかった
続く!
お詫び 六日間投稿遅れて申し訳ない暑さでモチベーションが下がってしまった。

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