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最悪な入梅を過ごしてしまったキーボードクラッシャー中編 Edit

異界 魚津市 石垣地区
レッド・プロミネンスの前哨基地ベース1
AM 8:00
クロワール「おいお前ら、ファイヤーにプレゼント渡し終えたし...カラオケでパーティー盛り上げるってのはどうだ!」
ヴァイパー「めっちゃいいじゃん!今すぐやろうぜ!おい誰かマイクとスピーカー用意しろ!」
ツル・ツルリーナ4世「では私がマイクとスピーカーをこちらへ持ってくるとしよう!」
ケロロ軍曹「カラオケするでありますか!?皆殿、一曲目は我輩が歌わせてもらうであります!」
ギャップ「誰か先に歌うかじゃんけんで決めたほうがいい」
オールドリー「ファイヤー。クルー全員に祝われた気分どうよ!」
ファイヤー「うめぇ!このチキンめっちゃうめぇええええ!ランペル!チキンのおかわり持ってきてくれ!」
ランペル「ちょっと待っててね!」
オールドリー「グリルチキン食うのに夢中になって聞いてねぇこいつ」
クルル総長「この様子だと誕生日祝福されたのが余程気分良かったようだぜ。クークックック!」
ランペル「お待たせー!チキンのおかわり持ってきたよ!」
ファイヤー「うひょー!パーティーに相応しい料理っつったらチキンだよな!ゾロアお前もチキン食おうぜ!」
ゾロア「1個だけ戴くよ」
ファイヤー「てかさぁ晶はベース1にいないのか?」
バードン「アキラッキーのことだからネオジェットのクルーいたぶりに外出したんじゃないか?」
ファイヤー「そうなんだ。俺の誕生日パーティー発案したの晶本人なんだけどなぁ。まぁ少し経ったらベース1に来るだろ!いやぁにしてもやっぱクルーらに盛大に誕生日祝われるのって一番幸福感じるんだわ!んじゃグリルチキンのおかわり食いまくるぞ!『ガブガブ!ムシャムシャ!』」
クロワール「旨そうなチキンだな!俺にも食わせろ!」
ファイヤー「今日は俺の誕生日だからいっぱい食っていいんだぞ!」
同じ頃 ネオジェットストリームは
ガタンゴトン!ガタンゴトン!
海凪ひより「皆、電鉄魚津駅に降りるよ!ここからならあの人達に遭遇しにくくなってレッド・プロミネンスの研究所まで目指して行けるかもしれないから!」
緒山みはり「そうなんだ!じゃあここで降りても大丈夫なんだね!」
吉永恋「降車してみたいと分かんないけど、あの時私達がこの街で拠点一軒見つけたらレッド・プロミネンスのクルーに見つかった前例あるから多分、私達に警戒して街中徘徊してるかもしれないから気を張っておいたほうがいいよ」
クリスチーヌ「レッド・プロミネンスが魚津で何か企んでるか分かった時点でそうなること想定してきたわ!もしあいつらと鉢合わせしたら速攻で撃破すればいいのよ!さっ間もなく電車が停車するからドア開いたらすぐに降りましょ!」
キィイイイイイイイ!...ガチコン!
AM 8:49
電鉄魚津駅前
海凪小春「ここの駅の周囲にレッド・プロミネンスの拠点在ったっけ?」
海凪ひより「ポコピーさんの調査報告が当たってるなら近くにあるかもしれないよ」
クリスチーヌ「えっ!?あいつら地方鉄道の駅周辺にも拠点建ててるの!?」
緒山みはり「そうだったらなおさら気を張っておかなくちゃ!」
海凪小春「取り合えずできるだけあの人達に見つからないように急いであの場所へ向かおう!」
海凪ひより「皆あの建物の方を見て!」
クリスチーヌ「あれって......レッド・プロミネンスの拠点だわ!じゃあ恋達の言った通り本当にあいつらの拠点いくつか在るってことは」
海凪小春「そうだよ!レッド・プロミネンスは魚津中に沢山の拠点を建てていたの!って、ひよりちゃん!あの拠点から誰か来るよ!」
サーフゴー「ユー達はネオジェットのクルーデスネ?」
海凪ひより「そ...そうですけど貴方は?」
サーフゴー「My name isサーフゴー!パルデア地方出身のポケモンデース!どうやらミーにとってユー達がこの街へ訪れていたことはラッキーデース!」
クリスチーヌ「どういうこと?」
サーフゴー「実の話。ミーはレッド・プロミネンスのあまりにもbadなやり方についていけまセーン!なので今日限りで組織を見限ることにしまシタ!」
緒山みはり「レッド・プロミネンスを抜けたってことなの!?」
サーフゴー「yes!ファイヤー達を見限ったからには二度と組織の元へは戻らないと誓ったデース!ですがユー達が現れたことは偶然ではないと確信したデース!きっとユー達なりの理由があって魚津へやってきたに違いありまセーン!そうデスヨネ?」
吉永恋「小春どうする?この人に私達が魚津へ訪れたこと説明する?」
海凪小春「素直に教えたほうがいいと思うな!だってこの人悪いことしそうな人じゃなさそうだもん!」
海凪ひより「私もこの人が根っからの悪人じゃないと思う。恋ちゃん、亮太さんが立てたあの作戦のこと教えてあげて」
吉永恋「二人はそう思うんだ......うん分かった。サーフゴーっていう人にあの作戦のこと教えるね。あのね、私達がどうしてこの街へ訪れた理由は。レッド・プロミネンスの連中に小春の誕生日台無しにして、追い打ちに私達を負傷させ病院送りにしたの。他にも理由があるけれど、要はそれらに対しての仕返ししに来たってことだよ」
サーフゴー「ミーがレッド・プロミネンスに所属する前からそんな悪事を実行してたデスカ!?やはりあの組織を見限ったにはビンゴだったようデース!」
クリスチーヌ「ホントにそうよ!あの無法者達の惨い仕打ちで私達の仲間がどんな酷い目にあったか堪ったもんじゃないわ!でも貴方がレッド・プロミネンスを抜けたことは賢明だと思うしあいつらとつるんでると運気が逃げていくだけだわ!」
サーフゴー「ユーの言葉通りデース!これで心置き無く組織を抜けることができマース!」
緒山みはり「ねぇサーフゴー!魚津インター近辺にある研究所ってレッド・プロミネンスの拠点らしいけど貴方は知ってるよね!?ひよりちゃんから聞いた話なの!良かったらそこにファイヤーはいるかいないか教えて!」
サーフゴー「ひょっとしてベース1についてですか?ユー達がベース1の位置を認知してたとはアンビリバボーですが、ファイヤーがベース1に居るかミーは知ってますヨー!ファイヤーはベース1で自身のバースデーパーティーを行っている途中デース!もしファイヤーに会いに行くならベース1へ目指すといいデスヨー!」
海凪小春「ホント!?教えてくれてありがとう!皆、あの研究所へ行けばファイヤーが居るから皆でやられた仕返しできるかもしれないよ!」
吉永恋「じゃあそれが事実ならようやくあの時の恨みを晴らすことができるね」
クリスチーヌ「えぇ!これで支部爆破された代償をあいつに払わせれるわ!皆行きましょう!」
海凪ひより「そうだね!ファイヤーがいる例の研究所へ行こう!......けど今日ってファイヤーの誕生日だったんだ」
緒山みはり「ならあいつの誕生日をぶっ潰して私達が受けた仕打ちを倍にして返してあげましょ!彼処の拠点は亮太さん達に任せて私達は先にひよりちゃん達が発見したレッド・プロミネンスの研究所へ行くわよ!」
サーフゴー「(ネオジェットの皆さん道義的は人デスネー!決めました!ミーはネオジェット、いやネオジェットストリームの仲間入りを果たすことにしたデース!)」
海凪ひより達がベース1へ進み始めた数時間後...
AM 10:16
下中島地区
レッド・プロミネンス前哨基地ベース26付近
篠岡亮太「魚津に着いたね。それでは作戦通り複数の班に分かれてレッド・プロミネンスの拠点を襲撃するよ☆」
イルカマン「僕は本来の力を出しきって戦うよ!」
日向夏帆「これがイルカマンのフォルムチェンジした姿なんだ!まるで某ヒーロー系漫画のキャラクターみたい!」
ゲベ「私が来た!的なあれだろ?」
テールナー「ちょっと!今はレッド・プロミネンスに報復することは意識しなさい!漫画のあれこれ語るのは作戦成功させてからよ!」
ゲベ「分かってるって。だから支部の戦力かき集めてここへ来たんだろうが」
万引き小僧「亮太、目の前の拠点の奴らは俺が片付けてやるからお前は他の拠点襲ってこい」
篠岡亮太「OK!店長こっちの方は任せたよー☆」
ポコピー「向こうは俺らが引き受けるぜ!」
ノロイちゃん「市内のレッド・プロミネンスの拠点の位置情報はひより達三人が割ってくれたからどこへ向かえばいいか分かるわ!それじゃあ頼んだよ!」
ぜんまい侍「皆殿の想い....オイラのぜんまいに伝わったでござる!」
リップ(パネポン)「あたし達はあの拠点を攻撃すればいいのね!」
孫悟空「思う存分暴れてやるぜ!」
二条臣「力を合わせれば必ず勝てる!やるわよ!」
モジャ公「了解だモジャ!」
前哨基地ベース26
アリアドス「ネオジェットがいつここ攻めて来るか予測付かないのに呑気パーティーなんてな」
ガオン「そう言うな。マルク達はファイヤーを持て成したくてファイヤーの誕生日パーティーを催してるのだ」
アリアドス「海凪姉妹と吉永恋にここがバレてるってのにか?しかも奴ら以前の支部爆破の件で大層ブチキレてたぜ。いつか間違いなくここを襲ってくるぞ」
メタルマン「そんなに奴らが恐ろしいなら上越のベース7か8へ異動させてもらえ。向こうはネオジェットの支部からかなり距離がある。それに上越の各拠点には組織の最高戦力が...」
アリアドス「おい!誰か拠点に入ってきたぞ!」
ガオン「何?」
二条臣「とっておき!七夕式祈願流波動斬撃!
ドゴーーーーン!
ガオン「ぐあああああ!」
メタルマン「ガオン!?」
二条臣「先ずは一人撃破よ!」
ボンカース「何だ今の衝撃は!?」
オーク「おいボンカース!こいつらネオジェットだ!ネオジェットが拠点内に侵入してきたぞ!」
ボンカース「おいおいマジかよ!」
万引き小僧「チース通りすがりの遊び人でーす。魚津市に闊歩する無法者をボコボコにしてきましたー」
二条臣「店長、ボコボコにすると言うより、あの時の仕返しに来たって言えばいいんじゃないかしら?」
孫悟空「似たようなもんだろ気にすんな」
オスライオン「貴様ら何故ベース26にいる!?」
メタルマン「今日はファイヤーに誕生日だというのになんということだ」
アリアドス「ほらみろ!だからいつか間違いなく奴らがここへ攻めてって言ったんだ!」
孫悟空「おい卑怯者共、お前らの卑怯は正直いってぬるい。相手の隙を不意で突く、これが本当の卑怯だぁ ニタァ」
オスライオン「誰か卑怯者だ!!お前と同類にするな!!」
ボンカース「てめえら!!ここが何処か分かってんか!!」
オーク「エクシア国王の犬共が!!骸にして支部へ送り帰してやるよ!!」
リップ(パネポン)「迎え撃つ気満々ね!だけどあたし達には絶対にやらなきゃならないことがあるのよ!」
ぜんまい侍「拙者達だけが襲撃されると思ったら大間違いでござる!」
二条臣「悪いけど...貴方達の総帥に仲間達が傷つけられた恨み。晴らさせてもらうわよ」
モジャ公「臣の言う通りモジャ!!」
アリアドス「こうなったらここでお前らを全滅させるしかねぇ!喰らえナイトヘッド!
オーク「五月雨突き!
メタルマン「メタルブレード!
ボンカース「大車輪打ち!
ドゴーーーーン!
孫悟空「馬鹿め!まんまと引っ掛かりやがった!よく見てみろ!そいつは俺の分身だ!」
オーク「こいついつに間に分身を身代わりにしたんだ!?」
孫悟空「気が分身の方へ向いたところを不意討ちするのさ!伸びろ棒
ドゴーーーーン!
オーク「うおおおおおおお!」
万引き小僧「こ・ん・に・ち・はぁああああああ!
ドゴーーーーン!
メタルマン「ぐわぁ!」
モジャ公「モジャモジャモジャモジャ!
ドゴーーーーン!
ボンカース「どわああああああ!」
リップ(パネポン)「いくぞ!
ドゴーーーーン!
オスライオン「んあああああああ!」
ぜんまい侍「さぁ覚悟するでござる!」
アリアドス「ちぃ!誰かそう簡単にやられるもんかよ!モアモアこいつらを拘束しろ!」
モアモア「モアモアアアアアアア!」
二条臣「まだ拠点内に敵がいたのね!」
リップ(パネポン)「でも救援はこいつだけみたい!結衣達や入院中の切絵達の為にこの作戦成功させてみせるわ!そうでしょ、ぜんまい侍!」
ぜんまい侍「当然でござるリップ殿!仲間達が傷つけられて。オイラのぜんまいピコピコしちゃう!!いざ!オイラの団子剣受けてみよ!ぜんぜんぜんまい侍のーお団子だんだんだだんのだーん!必勝団子剣!受けてみよたぁッ!
デデーーーーーーーン!!!!
モアモア「モア...モア........モアモアアアアアアアア!」
アリアドス「ファイヤー申し訳ねぇ.......ガクッ」
リップ(パネポン)「やった!レッド・プロミネンスの拠点一つ抑えたわ!」
万引き小僧「俺をボロボロにするからこうなるんだよ!この調子でドンドンいこうぜ!」
孫悟空「奴らの拠点って後いくつだ?」
二条臣「さぁ...でも他の班も拠点攻撃してるはず!急いで他の班と合流したほうがいいわ!」
ぜんまい侍「承知したでござる!」
後編へ続く!


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