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最悪な清明を過ごしてしまったキーボードクラッシャー前編 Edit

エクシア王国 首都メリオル
レッド・プロミネンスのアジト
ファイヤー「今日は俺の大親友の誕生日を祝い為のパーティーの準備中だ!お前ら、いつもより気合い入れろよ!」
オノノクス「お前こそ、本番でヘマ起こすなよ!にしてもよぉ。かつての仲間の誕生日祝うなんて最高だぜ!タタンガ、お前もそうだろ?」
タタンガ「当然だ!イカ娘の誕生日会。必ず成し遂げるぞ!その為に奴の好物である甘エビを使った料理を振る舞ったのだ!」
プルル看護長「イカ娘って誰のこと?」
くま吉「僕らの友達で昔はこの組織のクルーだった娘だよ!今はユニオンのクルーとして活躍してるんだ!」
プルル看護長「昔レッド・プロミネンスに所属していたの!?スゴいわね。いったいどんな娘かしら」
モスグリーン少佐「ファイヤー。装飾とプレゼントの用意は済ませた!」
ラビット大佐「アジト内の警備もバッチリであります!」
ファイヤー「素晴らしい!これで誕生日会の用意は整った!よくやってくれたぞお前ら!後はイカ娘を呼んで来るだけ!」
どらんく「ラビット大佐。ケーキが見つからんのだが。どこにある?」
ラビット大佐「ケーキでありますか?...はっ!しまったでありますか!肝心のバースデーケーキ作り忘れたであります!」
セクトニア「何をしていたのだ貴様!!」
オノノクス「おいおいここでトラブル発生とか笑えねぇぞ」
ラビット大佐「皆殿申し訳ないであります!私そてつもない失態を犯してしまったであります!」
ファイヤー「ちょっと待てって!ケーキつったら誕生日祝いの定番だろ!それ使ってないってどういうことだ!」
タタンガ「何を狼狽えている!ネオジェットからケーキを奪えば解決する事だろう!」
アブネス「確かあいつらも誕生日会やるみたいだから。もしかしたら美味しそうなケーキあるかも知れないわ!」
ファイヤー「それは名案だな!なーんだケーキないなら他所から取っちまえばいいんだwんじゃ早速ネオジェットの館に行ってケーキあるだけ持ち帰ろうぜ!」
オノノクス「おぅ!」
プルル看護長「皆、ネオジェットは三日前の誕生日会潰しで私達のことで警戒してるかもだから!目的果たしたらすぐ戻って来て!」
ファイヤー「そのくらい承知してるって!プルル、アジトの見廻り頼んだぞ!」
45分後...
ネオジェットストリーム本館
プラズマウィスプ「ネオジェットってこの地区を本拠地にしてるんだ」
ラビット大佐「そういえばプラズマウィスプ殿はこの地域へ赴くのが初めてでありましたな!」
ファイヤー「うわぁー見てみろよ、前来たときより警備がガチガチなってる。こりゃ入るのに一工夫いるな」
プラズマウィスプ「ホントだ。敵が庭園や館内を巡回してる」
オノノクス「そこらじゅう敵だらけということか。ここは強攻突発するか?」
モスグリーン少佐「私に考えがある」
ラビット大佐「どんな作戦でありますか!?」
モスグリーン少佐「くま吉を囮にしてその隙に我々は館の裏口から突入する」
オノノクス「あいつらの注意をくま吉へ逸らす作戦か。いいじゃねぇか 」
くま吉「ちょっと待て、僕を囮りするって...皆嘘だよね?」
プラズマウィスプ「もぅ時間ないから陽動作戦でいこう」
くま吉「えぇっ!?可笑しいよ!」
アブネス「くま吉、陽動任せたわよ!」
ファイヤー「敵の注意を引いたら上手い事を館から離れながら陽動に徹してくれよ!」
くま吉「嫌だよ!僕死んじゃうじゃないか...って皆いない!」
ボンバー井上「でな。ゲーちゃんが俺に...おい敵が館の正門に居るぞ」
ギャラドス「おいくま吉がいるぞ!お前俺らに何のようだ!」
くま吉「ゲゲッ!ネオジェットに気づかれた!ち、違うんだよ!僕はただ、はゆちゃんのパンツ貰いにきただけで」
うるおいちゃん「何ですって!!?」
くま吉「ひぃいいいいい!ていうのは冗談だよ!ホントは夕花ちゃんの入浴するところ観に来ただけだから!それじゃあ僕はこれで!」
うるおいちゃん「冗談じゃないでしょうが!!待ちなさいこのケダモノ熊!!」
ボボボーボ・ボーボボ「俺達の家に無断で入ろうとしやがって!!お前はここでぶちころしだ!!」
キラ「どうしたんだ皆!」
おこりんぼう「五月蝿いぞ。いったい何事なんだ?」
ギャラドス「レッド・プロミネンスのとこの変質者が俺らの仲間にわいせつしに来やがったんだ!」
キラ「何だって!?それは大変だ!俺の仲間に卑猥な行為をしようなどと。キンキラキンに煌めく俺の正義で!お前をキンキラキンに裁いてみせる!」
くま吉「うわああああああああん何で僕が囮にならなきゃならないのーーーーーー!」
ボンバー井上「くま吉が逃げたぞ!」
ボボボーボ・ボーボボ「逃がすか変質者め!!」
コロ助「成敗するナリ!!」
ミスティア・ローレライ「女の子の入浴を覗こうなんて卑しい奴ね!!あんたのような変態なんて鳥目にしてあげるんだから!!」
くま吉「助けてファイヤーーーーーーー!」
それから5分後...
モスグリーン少佐「陽動作戦が成功した。ネオジェットクルーの大半の注意はくま吉に向いている。今ごろ追走しているはずだろう」
オノノクス「そのお蔭で俺らは館内に入れたわけだ。あいつが稼いでくれた時間は無駄にはしねぇぜ」
タタンガ「見ろ!会場内の各テーブルにケーキが置かれているぞ!」
アブネス「バースデーケーキもあるわ!良かったこれをアジトへ持ち帰ればイカ娘の誕生日会の用意は完璧ね!」
ラビット大佐「しかしネオジェットの奴らがくま吉殿の陽動に掛かったとはいえ。まだ館からそう遠くまで離れてないから不安あります!」
ファイヤー「構わねぇ!注意引かれた本体との距離が多少短くても。急いでケーキ持って裏口から出れば。後から奴らが戻ってきても俺らを追跡することはできねぇはずさ!さぁバースデーケーキと他のケーキ持って館内から出るぞ!」
プラズマウィスプ「ファイヤーそんなに急かさないでよ!」
ファイヤー「急かすって!奴らは甘くないんだ!とっとと帰るぞ!」
???「帰らせないよ!!」
ファイヤー「誰だ!?」
オノノクス「っ!?避けろ、ラビット大佐!」
ラビット大佐「へ?」
丈槍由紀「とっておき!鳩さん達の大竜巻!
ドゴーーーーン!
ラビット大佐「うわああああああああ!」
ブルース「やはり由紀とアリスの誕生日会潰しに現れたか!」
モスグリーン少佐「ブルース、丈槍由紀!」
渡辺ひろし「俺らのケーキ盗もうとかお前らマジで舐めてるよな!!テメエらの顔面団子まみれにしまーす!!」
ファイヤー「死ぃねええええええ!!まだ館内に敵が潜んでたのか!!死ぃいいいいいねええええええ!!てか誕生日会の主役までいやがるぞ!!」
丈槍由紀「ちょっと待って!!それサンジさん達が作ってくれたバースデーケーキだよ!!勝手に持ち帰ろうとしないでよ!!」
魚雷ガール「三日前に続いてまた誕生日潰しに来るなんて、どこまで倫理観がないのよあんた達は!!」
カブト鬼「レッド・プロミネンス!!懲りもせず俺達の本拠地へ不法侵入しやがったな!!さらには正門前で騒ぎを起こして由紀達の誕生日会の時間を遅延させるとは性根の腐った卑怯者共め!!今ここで破天九語を喰らいたくなければケーキを元に戻してここから立ち去れ!!」
ファイヤー「うわああああああああケーキを元に戻せだと!?わああああああああ一つくらい持ち帰っていいだろ!!」
丈槍由紀「うぅ...うわああああああああん!今日私の誕生日なのに何でレッド・プロミネンスに台無しにされないといけないのおおおおおおお!?」
ブルース「貴様ら、由紀を鳴かせたな。これで言い逃れはできないぞ」
アブネス「いやいや私達、丈槍由紀に何もしてないでしょ!?こいつが勝手に泣いただけよ!」
タタンガ「えぇい各なる上はプランBだ!お前達を始末しケーキを持ち帰る!宇宙催眠光線!
アブネス「ネバーギブ幼女アーーーーップ!
モスグリーン少佐「クラッシュジャンパー!
オノノクス「げきりん!
プラズマウィスプ「プラズマ波動弾!
ドゴーーーーン!
渡辺ひろし「何しやがるんだテメエら!!体育館が滅茶苦茶になったじゃねぇかおい!!」
プラズマウィスプ「あぁなんてことだろう......バースデーケーキが...」
アブネス「床に落ちて食べれなくなっちゃったああああああああ!」
カブト鬼「またしてもやりやがったな!!おのれぇ外道共ッ!!!!天下無敵の物語!その身でとくと味わえ!破天九語!!
ドゴーーーーン!
モスグリーン少佐「ぎゃああああああああ!」
タタンガ「ごばあああああああ!」
魚雷ガール「おふざけ禁止トーピードストライク!
ドゴーーーーン!
アブネス「ズコオオオオ!」
渡辺ひろし「憤怒の殺傷拳!
ドゴーーーーン!
オノノクス「どわああああああああ!」
ブルース「ブルースバスター!
ドゴーーーーン!
プラズマウィスプ「ああああああああ!」
ファイヤー「ヤバイこいつらガチで怒り狂ってるぞ!てか仲間達が一瞬で蹴散らされたあああああああ!いやああああああああ!」
直樹美紀「こいつらどうやって本館に...!?はっ...!由紀先輩!大丈夫ですか!?......良かった、怪我はないみたい」
丈槍由紀「グスン...。うぅー!みーくーーーーーーん!ファイヤー達に誕生日会荒らされたよおおおおおおお!うわああああああああん!」
直樹美紀「ファイヤー達が!?よく見たら体育館が荒らされた状態に!可哀想に...。先輩、もぅ大丈夫ですから泣かないでください」
丈槍由紀「...うん」
ファイヤー「ちょーい直樹美紀が来やがった!」
直樹美紀「私の大切な由紀先輩を泣かせるなんて......っ!!ファイヤー!!貴方だけは許さない!!!!とっておき!シャイニーホープランサー!
デデーーーーーーーン!!!!
ファイヤー「いやああああああああnu!直樹美紀に吹っ飛ばれた!」
カブト鬼「レッド・プロミネンスめ。一度だけ足らず二度までも...」
丈槍由紀「......ありがとうみーくん グスン」
直樹美紀「いいえ。先輩が無事で何よりです。だけど誕生日会に使う体育館を直さないと...そうだ!今からドクロさん呼んで体育館元通りにさせて。床に落ちたバースデーケーキも元通りにさせますから少しだけ待っててください。そのあと皆で先輩達の誕生日会をやりましょう!」
丈槍由紀「......うん!」
ファイヤー「いやああああ!いやあああああ!こうなりゃ地力でケーキ買いに行くしかねぇええええええ!」
後編へ続く!

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