Top > 製作者一覧 > ゼバード > ネオジェットストリームの馬鹿物語 > その284


*最高の民放の日を過ごしたキーボードクラッシャー [#qdcd4b1f]
エクシア王国首都メリオル
異界 朝日町 南保地区
レッド・プロミネンスの拠点 ベース4
ファイヤー「今居る奴全員集まったな。聞いてくれ!俺は今日...喜多郁代の誕生日会を潰す作戦を練ってきた!」
マルク「今回も誕生日潰しやるのサ?」
ファイヤー「勿論さ!それを説明する前に今回そいつの誕生日会が何処で催されるか教えとく...。場所はネオジェットの支部。つまり高岡市内だ!俺達は今日、そいつの誕生日を滅茶苦茶にしに行く。けど奴らは俺達の誕生日潰しを何度も受けてるから...。恐らく入り口や裏口など至るとこまで警備役のクルーを配置して迎撃態勢を執ってるかもしれない」
ヴァイパー「そういや藤川歌夜の誕生日会潰しに行った時に俺らが来ることを奴ら予測してたな!」
マジョリン「ヴァイパー、あんたその時奴らの本館へ襲撃してたのかい」
ヴァイパー「俺も参加したぜ!けどナックルズらに阻まれてな、それで何とか三人ほど撃破したけど騒ぎを聞いて駆け付けてきた藤川歌夜らになすすべなくやられたんだよクソッ!」
シバ「つまり待ち伏せされたというのか。ネオジェットめ...。小賢しい真似を」
ミミッキュ「じゃあもしネオジェットがまた誕生日潰しのケアしてるとしたら。そう簡単に上手くいかなくなるかもね」
ファイヤー「そう、今回も俺達が襲撃してくることを想定して防備を固めてるに違いない!だが別の方法を用いれば。いくら警備が厳重だろうと関係無い!」
シバ「どういうことだ?」
ファイヤー「先ず標的を色んな方法で煽る。次に標的を奴らの拠点から一定の距離まで巧みに誘き寄せ。最後に標的を包囲して一気に叩き潰す!」
マルク「(あぁそういうこと...)」
バットくん「すまんどういうことかさっぱりなんだが」
マジョリン「要はネオジェットの誕生日会潰し対策の範囲外からの方法で誕生日会を潰すとファイヤーが説明してるんだよ!」
しょうぐんヘイホー「ああっ!僕分かったよん!誰かが喜多郁代を挑発して集中砲火しやすい地形まで誘導したら大人数で畳み掛けて倒す!即ち誘い込んでからの包囲殲滅作戦だよん!」
ファイヤー「ザッツライト!察しが良い!そう、どうせ誕生日会潰せるんなら態々奴らの拠点内で暴れるより、寧ろ地形的に優位な場所まで誘導してから集中砲火喰らわすのが効率良いと思ってな!」
シバ「うむ。確かにその方法ならネオジェットに決定的な打撃を与えられる!」
バットくん「だが奴の仲間が随行していたらどうするんだ?」
ファイヤー「何、随行していたらだって?まとめて包囲殲滅するから問題ない!」
ミミッキュ「それなら僕が囮役を担うよ。君たちは庄川以東側辺りで待ち伏せすればいいんじゃないかな」
ファイヤー「うーんそれは一度高岡に入ってから考えるわ!まぁ大体のこと説明できたか分からんけど。そんじゃそろそろ作戦決行に移りますか!お前ら、ネオジェットの支部へ出撃するぞ!」
アーチャー「ファイヤー非常事態よ!」
ファイヤー「何だよアーチャー、俺達今から誕生日会潰しの作戦行うのに」
アーチャー「そんなこと言ってる場合じゃないわ!風祭フーカとその一行が入善で観光してるの!放置すればそいつらにベース3の存在を知られてしまうわよ!」
ファイヤー「何だって!おいおい嘘だろ!?何でそいつらが勢力圏内に入り込んでるんだよ!しかもベース3は機密情報を多数保管してる最重要拠点の一つだぞ!発見されるなんて絶対に拙いって!」
シバ「ここにきて外部の敵対組織が入ってきたのか!?」
ミミッキュ「あらら、これは喜多郁代の誕生日潰すどころの問題じゃないね」
マジョリン「何なんだいせっかく今から誕生日潰しするというのに邪魔が入るなんてとんだお邪魔虫だよ!!」
マルク「なに言ってるのサ!喜多郁代の誕生日潰せなくても明日船見結衣の誕生日だからその日に作戦決行すればいいのサ!」
ファイヤー「そっかその手があった!」
マルク「でも誕生日潰しの下準備する必要があるのサ。だから皆は先に射水へ行って誕生日潰しの用意をしてほしいのサ!」
しょうぐんヘイホー「えっ?でも風祭フーカはどうするんだよん!?」
マルク「あのプリニー擬きは僕が責任もって始末するのサ!じゃあ準備のほう頼んだのサ!」
バットくん「おぅ気を付けてな!」
ミミッキュ「ここはマルクを信じて僕らは延期になった誕生日潰し備えて射水へ向かおう!」
ファイヤー「待てマルク!組織の主戦力を担うお前でも流石に一人じゃきついだろ!俺も付いていくぜ!ベース3にいるアルガルド達に迎撃命令を下して、自走古代わんこ砲隊にも出撃させるから!アーチャー、お前も手を貸せ!」
アーチャー「了解!」
しばらくして...
入善町 入善地区
入善朝日線
アーチャー「ファイヤー!マルク!風祭フーカがいたわ!あそこよ!」
ファイヤー「でかしたぞアーチャー!風祭フーカめ、よくも作戦決行の邪魔してくれたな!だがこの周辺を索敵しておいて正解だったわ。発見遅れていたら今ごろベース3は発見されて位置情報は外部に漏れてたかも知れねぇ」
風祭フーカ「大分色んな名所巡れたわね。皆、次は何処のスポットに行く?」
トラハムちゃん「私、墓ノ木自然公園に行ってみたい!」
シュガー「シュガーも行きたいわ!」
岬明乃「その前に近くにある駅で休憩とらない?」
四葉こころ「私もへとへとだよ」
風祭フーカ「じゃあ駅で少し休憩してから墓ノ木自然公園へ歩きましょうか!」
シュガー「しょうがないわね」
シルバー王女「私先にトイレ行ってくるわね!」
森野真理「私は自販機のポカリ買ってくるわ」
ファイヤー「聴こえたか!?こいつら入善駅で休憩するとか言ってるぞ!」
アーチャー「そのようね。よしここで風祭フーカ達を一掃しましょう!」
マルク「ちょうどアルガルド達が来たようなのサ」
アルガルド・ボナ・パレッティア「ファイヤー。待たせて申し訳ない」
ファイヤー「アルガルド!ベース3がそこにいる敵対者共に発見されてないか!?」
アルガルド・ボナ・パレッティア「タルル上等兵に確認を急がせている。それよりも敵がベース3へ迫っているという情報は事実か!?」
ファイヤー「そうさ、その情報は全て事実だ!頼む俺らと協力してあいつらを討ってくれ!」
コピリーエース「今敵対者達と対峙できるのは俺達だけだ!共に降り掛かる火の粉は振り払おう!」
ゴンババ「プリニーのなりそこないめ!妾の優雅な一時をどうしてくれる!!罰として全身噛み砕いてくれるわ!!」
魔界のプリンス ギルティ『ザッザー!こちらギルティ!古代わんこ砲部隊。有効射程位置に着いた!砲撃の許可が下りしだい砲撃を開始するぞ!』
ファイヤー「めっちゃ良いタイミングで到着したみてぇだな。しかも奴らこちらに気づいてない!ここで全滅させるチャンスだ!ではこれよりベース3に迫りくる脅威を排除する!マルクが風祭フーカを始末してくれるからお前らはその取り巻きを片付けろ!」
魔界のプリンス ギルティ『砲撃準備確認!呪封弾装填完了!主砲照準!目標前方の敵対勢力!ノコノコと俺達の縄張りに浸入したことを悔やめ!&color(Green){''古代わんこ砲 ファイアーーーーーーッ!''};』
&color(Green){''ボーーーン!ヒューーーーン!''};
風祭フーカ「今の轟音何事なの!?」
&color(Green){''ボゴーーーン!(着弾!風祭フーカ達の特殊能力を全て封じた)''};
魔界のプリンス ギルティ『着弾を確認!目標の特殊能力を全て封印したぞ!お前達の健闘を祈るぜ!』
岬明乃「きゃあ!?ゲホゲホ何この緑の煙!?」
シルバー王女「ちょっと誰なのよこんな変なイタズラした人は!!」
風祭フーカ「さては秘密結社串刺しオゾンの仕業ね!皆、急いで外へ出るわよ!」
ファイヤー「敵対者共が煙幕から出てくるぞ!能力を封じられた奴らなど脅威ですらねぇ!躊躇せず一斉攻撃で全滅させてしまえッ!」
魔界のプリンス ギルティ『だが呪封弾の効果は一定時間経過すると切れてしまう!その前に全滅させるんだ!』
アルガルド・ボナ・パレッティア「承知した!さぁ行くぞ!」
風祭フーカ「やっぱりあんたの仕業ねラッシュ!!また何か企んでるんでしょ!!」
ゴンババ「&color(Red){''バーニングブレス!''};」
コピリーエース「&color(orange){''喰らえ俺の正義の鉄拳!アイアンパンチ!」''};
アーチャー「&color(gold){''ドッペルゲンガーよ!当たれ!''};」
アルガルド・ボナ・パレッティア「&color(Blue){''ウォーターランス!''};」
&color(Red){''ドゴーーーーン!''};
トラハムちゃん&シュガー&四葉こころ&岬明乃&シルバー王女&森野真理「いやああああああああ!」
風祭フーカ「そんな!トラハムちゃん達が一瞬で!?」
マルク「ヘイ風祭フーカ!こんなとこで呑気に観光なんて随分鼻が高くなったものなのサ!」
風祭フーカ「何であんたがその事を知ってるのよ!?もしや私を尾行したわね!!このストーカー犯罪者、トラハムちゃん達を傷つけた報いを受けさせてやるんだから!!」
マルク「違う!報いを受けるのは僕じゃなく風祭フーカ!お前なのサ!!お前のせいで喜多郁代の誕生日潰せなくなったのサ!!どこまで僕らの楽しみを奪えば気が済むのサ!!これまでお前が僕らのお楽しみを奪った分の恨み、ここで晴らしてやるのサ!!!!&color(Fuchsia){''マルク砲!''};」
&color(Red){''デデーーーーーーーーン!!!!''};
風祭フーカ「きゃああああああああ!」
マルク「ざまーみろなのサ!」
コピリーエース「やったぞ!ベース3の迫る脅威を打ち払った!」
ファイヤー「ふぅーこれで拠点の情報が守られたぜ」
アーチャー「風祭フーカったら。何しにレッド・プロミネンスの勢力圏へ入って来たのかしら?」
マルク「僕に言われても知らないのサ。さてと、あのプリニー擬きを冥土へ送ったからこれで一安心なのサ」
ファイヤー「あーあ敵対者共は消え去ったが。なんか勝利した気がしねぇわ。今ごろネオジェットの奴ら...あの陽キャの誕生日祝ってんだろうなー......。そんなこと考えてもしゃあねぇか!射水へ向かったクルー達の元へ行かないとな!だって明日は俺が練った作戦行えるからな!行こうぜマルク!」
マルク「ラジャー!」
アルガルド・ボナ・パレッティア「では俺達はベース3へ帰還するとしよう」
ゴンババ「うむ」
アーチャー「そうね」
続く!
次回、ネオジェットストリーム。レッド・プロミネンスの罠に嵌まる!
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