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*最悪な左遷の日を過ごしてしまったキーボードクラッシャー [#lc9c7c68]
異界 魚津市 
前哨基地ベース1
ファイヤー「今日は何故こんなに風が強いんだ?っていう疑問はどうでもいい!」
遊狩ミユリ「ファイヤーさんファイヤーさん!キボクリスから何か依頼されたんですよね?依頼の内容ミユに教えてほしいですぅ!」
ファイヤー「いいぜ、教えてやる!今回の依頼は、大空遥を討ち取ってくれだそうなんだ。まぁ理由は何て言うんだ...その、ターゲットにPC破壊された恨みを代わりに張らしてくれだってさ」
遊狩ミユリ「そうなんですか!?どうして大空遥はそんな酷い仕打ちを」
ファイヤー「わかんねぇけど大事なもん壊された気持ちは嫌と言うほど理解できる。しかもだ!俺らも何度か大空遥に敗北を喫したことがある。だからこそ俺はあいつの依頼を真剣に引き受けたんだ!ミユリ!残りに四天王と共にターゲットを討伐しに行くぞ!準備しろ!」
遊狩ミユリ「了解ですぅ!キボクリスさんが報われるよう精一杯頑張ります!」
''&color(Red){ファーンファーンファーンファーンッ!(アラート)};''
ファイヤー「な...何だ!?」
遊狩ミユリ「いきなりアラートが鳴りましたよ!?何かあったんでしょうか?」
イングリッス「おいファイヤー大変だ!勢力圏内に敵が侵入したぞ!」
ファイヤー「何だって!?」
遊狩ミユリ「まさかついにネオジェットがこの拠点を発見したんですか!?」
イングリッス「あいつらはまだこの拠点の在りかを知らない!恐らくネオジェットとは別の敵性勢力だ!とにかく来てくれ!ここがバレたらやばい!」
ファイヤー「マジかよ何で他の敵性勢力が魚津に入り込むんだよ!これじゃあ大空遥倒しに行くどころじゃねぇ!ミユリ、予定変更だ!俺らの勢力圏に入ってきた侵入者を排除するぞ!」
遊狩ミユリ「で...でもキボクリスさんの依頼が」
ファイヤー「魚津に敵が入って来たのに依頼こなしてる場合か!敵性勢力がベース1の存在を知られたら俺らにとって拙い事になるのは明解だ!依頼を実行するのは敵性勢力を排除した後にする!行くぞ!」
遊狩ミユリ「あっ!ちょっと...ファイヤーさんミユを置いていかないください!」
30分後...
下中島地区
ファイヤー「急げ!ベース1が敵性勢力に見つけられる前に迅速に排除するぞ!」
エニシダ「判ってますわ!」
タタンガ「だが、本当に我々の拠点にある地域に敵性勢力が入って来たのか?」
イングリッス「あぁ本当だ、俺はこのエリアで敵性勢力者を目撃したんだから間違いねぇ。だがすぐ見失ったよ、すまねぇすま」
ギャラクティックナイト「つまり、テリトリーに侵入した敵性勢力の正体は不明という訳か」
遊狩ミユリ「なんか恐ろしいですね」
エニシダ「その敵性勢力が何者であろうと、このワタクシに余計は手間をかけさせたのですもの。必ずその代償としてワタクシの絶望の歌をご堪能差し上げますわ!」
ファイヤー「同感だぜ!早く見つけちまおう!」
イングリッス「おい見ろ!、いたぞ敵性勢力だ!」
ファイヤー「おいおいこいつらって!」
タタンガ「灰桜だ...青黒軍ではないか!」
エニシダ「大月あるるや六車・宮古も居ますわ、奴らどうしてこの街へ来訪しましたの?」
遊狩ミユリ「四人とも...あれを見てください!」
冠茂「助けてくれえええええ!」
灰桜「逃がしませんよ冠茂!!」
ギャラクティックナイト「いかん!助っ人が侵入者に攻撃されようとしてる!救出しなくては!」
エニシダ「お待ちなさい!当初の目的を忘れなさりましたの!?助っ人を救出しなくとも良いのではなくて!?」
ファイヤー「いや、冠茂は俺の大事な助っ人だ!絶対に助ける!それに、こいつらを放置すればベース1の存在を知られるのは時間の問題だ!何がなんでも奴らを排除するぞ!」
遊狩ミユリ「はい!」
冠茂「くぅ、レッド・プロミネンスの人達に救援を求められたら。誰か!誰か助けてください!」
六車・宮古「今さら助けを呼んでも誰も来ないよ!」
ファイヤー「冠ぃ!大丈夫かぁああああああ!」
大月あるる「あんたは!」
ファイヤー「テメエら俺の知り合いから離れろッ!アルマゲドン」
''ピキーン!''
灰桜「遅いです、&color(pink){''総員攻撃開始『ババババババ!』''};」
&color(Red){''ドゴーーーーン!''};
ファイヤー「ぐあああああああ」
遊狩ミユリ「ファイヤーさん!」
灰桜「えっファイヤー?」
遊狩ミユリ「はっ!Σ(゚Д゚;)」
六車・宮古「こいつコールド・フレーザーじゃないの!?」
ファイヤー「ぐぉおおおお...いでぇ、この屑鉄がぁ!!俺を殺す気か!!」
灰桜「屑鉄って私のことですか!!」
冠茂「た、助かった!救援だ!」
ファイヤー「冠、危ないとこだったな、間一髪って感じだぜ。てかお前何でこいつらに追われてるんだ?」
冠茂「それは...」
大月あるる「ちょっとあんた達!!何でこいつを護ろうとするの!?何処から現れたは分からないけど!」
エニシダ「はぁー、今回だけですわ!こんな怒りに燃える連中と交戦するのは!冠、話は後で聴きますからワタクシ達の後ろへ来なさい!」
冠茂「お願いしますレッド・プロミネンスの皆さん!僕を助けてください!灰桜達が僕を執拗に狙ってくるんです!」
ファイヤー「うわぁこいつら集団で冠を追いかけ回してんのかよ、引くわぁ。けど俺らに任せとけ!お前を死守してやるよ!」
ギャラクティックナイト「貴様ら、何故我らの助っ人を執拗に追撃する?答えろ」
六車・宮古「こいつはね!!私達の本拠地にあるデパートで伊吹渚ちゃんをエスカレーター から突き飛ばしたんだよ!!執拗に狙ってくるって言ってるけど!その原因作ったのあんた自身でしょ!!渚ちゃん頭強く打って怪我したんだから!!」
冠茂「違う!誤解なんだ!突き飛ばした犯人は僕じゃない赤白軍の別の誰かなんだ!」
灰桜「この期に及んでまだシラを切るつもりですか!!」
遊狩ミユリ「あの...要するにその人が怪我負わされた一部始終を見て激怒しているんですね?」
大月あるる「そうだよ!!私達こいつに仲間を傷つけられたから頭にキテるの!!邪魔するならあんた達もまとめてやっつけるよ!!」
ファイヤー「何ぃ!?殺れるもんならやってみろよ!お前らがいるとあいつからの依頼行えねぇんだよ!!」
大月あるる「依頼って誰から!!?」
ファイヤー「言える訳ねぇだろ!!」
六車・宮古「二人共、こいつらに何語っても無駄みたい、意地でも冠茂を護るつもりだよ」
灰桜「そのようですね、ではまとめて撃破しちゃいましょう!」
イングリッス「気を付けろお前ら!奴ら攻撃繰り出してくる!」
六車・宮古「''うおおおおおおおおりゃああああああ!『スパァ!』''」
大月あるる「&color(Yellow){''乱れ撃ち!バババン!『バンバンッ!』バババババァン!''};」
灰桜「&color(pink){''総員攻撃続行『ババババババ!』''};」
&color(Red){''ドゴーーーーン!''};
ファイヤー「うわあああああああ!」
ギャラクティックナイト「がああああああ!」
遊狩ミユリ「燦様...」
タタンガ「ファイヤーが負傷したぞ!」
大月あるる「よし、先ずはファイヤーと謎の宇宙人とミユリを倒したよ!さぁ往生しなさい、冠茂!!」
冠茂「ひぃ!やめろ...く、来るな!僕に近寄るな!」
イングリッス「ダメだ!こいつら強すぎる!ネオジェットととは比べ物にならねえぞ!助っ人見捨てて拠点へ逃げた方がいい!」
ファイヤー「ゴフッ!敵に拠点の場所教える気か!あの拠点の在りかが認知されたら終わりだぞ!あと助っ人が見捨てるなんてできねぇ!闘うしかねぇぞ!」
ファイヤー「ゴフッ!敵に拠点の場所教える気か!あの拠点の在りかが認知されたら終わりだぞ!あと助っ人を見捨てるなんてできねぇ!闘うしかねぇぞ!」
イングリッス「クソっ!」
ファイヤー「逃げたければ大月あるるを倒してからにしろ!」
ファイヤー「逃げたければ大月あるる達を倒してからにしろ!」
エニシダ「しかしワタクシ達の力では青黒軍を倒すには...」
大月あるる「渚ちゃんの仇!蜂の巣になっちゃえええええ!!」
冠茂「うわあああああああ!」
''ピキーン!''
???「いいえ、それは違うわ、蜂の巣になるのはあなたよ『&color(Lime){''ババババババババ!''};』」
&color(Red){''ドゴーーーーン!''};
大月あるる「きゃあああああああ!」
六車・宮古「あるるちゃんがやられた!?誰がこんなことを!?」
遊狩ミユリ「あっ貴女は!」
神楽燦「ミユ達が血相かえて外へ走って行ったから気になって後を追ったいたら、まさか他の敵と遭遇するなんて予想だにしてなかったわ」
遊狩ミユリ「燦様!」
イングリッス「やった!思いがけないタイミングで燦が助けに来てくれたぞ!」
六車・宮古「あるるちゃんしっかりして!あるるちゃん」
灰桜「貴女この人達の仲間ですね!よくもあるるさんを!!」
神楽燦「それは私の台詞よ。貴女達ミユを傷つけたみたいね、断じて許さないわ。私の大切なミユを害しようとして無傷で済むと思うないで」
六車・宮古「な、何を!!」
ファイヤー「イェアー!燦は俺らよりも戦闘力が格段に高い!燦が居ればもう恐いものなしだ!いけええええ燦!こいつらを捩じ伏せろ!」
神楽燦「&color(Lime){''暑くなる前に、涼しくなりましょうか...風穴を空けてね!!『ドュルルルルル!バババババババッ!』これはオマケよ!『バババババババッ!』''};」
&color(Red){''ブゥーーーーーーーン!''};
六車・宮古「ああああああああ!」
灰桜「いやああああああああ!」
ファイヤー「きたああああああああ!でかしたぞ燦!今回はお前の大手柄だ!お蔭で冠は助かり、ベース1の位地情報は守られた!」
神楽燦「ミユ、酷い怪我しているじゃない」
遊狩ミユリ「燦様...ミユは...」
神楽燦「いいのよミユ、貴女が無事で何よりだわ。でもこの出血量は拙いわね、一度病院へ入院する必要があるわ」
遊狩ミユリ「すいません」
冠茂「あの、このお礼は必ず返します!」
ギャラクティックナイト「敵性勢力者は片付いた、これでベース1へ戻れる!」
ファイヤー「今の内だ!冠を連れてベース1へ戻るぞ!」
25分後...
ファイヤー「あーあ、こいつらに横槍いれられなければ大空遥討伐依頼こなせたのなぁ。ミユリは入院しちまうしやな一日だぜ全く」
神楽燦「貴方まだ人の恨みを買うことをする気?命が惜しくないの?」
ファイヤー「成さなきゃならなかったんだよ!キボクリスの為に!ってあれ?ポッケにしまってあるプロミネンスタクトがないぞ?いやあああああああああnu!さっき灰桜に撃たれた時になくしちゃったんだ!あれがないとまともに戦えないのに!いやああああ!いやあああああ!やっぱ今日は嫌な一日だったわ!」
レッド・プロミネンスなんとか大月あるる達を撃破し助っ人を救出した、だが遊狩ミユリは魚津の病院で当分入院生活を強いられてしまったのだった
続く!
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