Top > 製作者一覧 > ゼバード > ネオジェットストリームの馬鹿物語 > その234


*最悪なクリスマスイブを過ごしてしまったキーボードクラッシャー [#i4e30c47]
エクシア王国 首都メリオル
レッド・プロミネンスのアジト
ファイヤー「今日は本庄アルの誕生日か、あいつの誕生日なんて興味ねぇ。でもしょうがねえから俺自ら出向いて、あいつが驚くようなプレゼント渡してやるとすっかw」
ロペリア「待ちなさい、貴方アルにプレゼント送るの?正気を失ったのかしら?あの娘は私達の敵よ、敵にプレゼントなんて送る必要なんてどこにもないじゃない」
ばいきんまん「そうだぞファイヤー!あいつなんぞにプレゼント送るよりもお前が他に優先すべきことがあるだろう!」
ファイヤー「お前らそう動揺すんなよ。確かに俺はプレゼント渡すとは言った。こいつを直接アルに照射してなw(ザラキガンをちらつかせる)」
カーキー大佐「その武器は...っ!なるほど、お前の考えたが読めたぞ。その武器でアルという小娘を始末するのだな」
ファイヤー「ビンゴ!カーキー察しがいいじゃん、そうだぜ!どうせ敵にプレゼントするなら死が似合うからな!そのくらいがあいつにとって最高の誕生日になるだろうしよぉw」
ばいきんまん「なんだそういうことなら先に語ってほしかったぞファイヤーw俺様思わず動揺したじゃないかw」
ロペリア「つまりアルに送る誕生日プレゼントは死その物。フフ...いいじゃない、素敵な考案ね、良ければ私も貴方に協力するわ」
カーキー大佐「私もお前の案に乗じよう」
ファイヤー「お前らさっき俺を止めようとしたのに、俺が奴に死をプレゼントすると話したら乗り気になりやがって、けどそういうとこ俺は嫌いじゃないぜ!そんじゃ直ぐ様奴らの根城へ出発しますか!なぁにプレゼント渡したら速やかに異界へガラをかわせばいいだけの話さ!」
ロペリア「確かに貴方の発言通りね。ねぇファイヤー、もしアルが誰かに助けを呼んだら、そいつにとびきりの呪いを掛けて殺すから」
ファイヤー「それは名案だ!頼りにしてるぜロペリア!」
それから45分後...
ネオジェットストリーム本館
ニブルス「アルの誕生日会絶対に成功させるよ!」
ジョリー・ザ・ジョニー「......」
ポール「なぁジョリー、お前さっきから廊下で何じっとしとるん?アルの誕生日会に参加せんのか?」
ジョリー・ザ・ジョニー「ポール、俺は後で誕生日会に参加する、お前は先に部屋へ入っていてくれ」
ポール「ちょいちょい、お前夕方くらいにアルの誕生日会盛り上げる言っとったやん。てか今日真冬やで!そんな寒い廊下に突っ立ってたら風邪引いてまうで。あっ!さてはお前レッド・プロミネンスが本館へ襲撃してくるの警戒しとるんか?」
ジョリー・ザ・ジョニー「その通りだ、ファイヤーはあぁ見えて頭がよく回る。きっと何らかの方法でアルの誕生日会を潰しに現れると俺は予測してる、万が一に備え、部屋の前でアルを守る為に待機してるんだ」
ポール「まさか、あいつがそう二連続で館内に侵入してくるとは「ポール!奥の方の見ろ!奴らだ!奴らが階段から上がってくるぞ!」なんやて!?」
ばいきんまん「はひふへほー!正面口からの侵入は避けて別の出入り口から本館に忍び込めたぞ!」
ロペリア「予めこの館の出入り口の合鍵作製しておいて正解だったわ、ネオジェットったら私達が施錠されてる非常口から入って来るなんて予想できないでしょうね、さぁ手分けしてアルを捜索しましょう」
ファイヤー「ロペリア、こういうのはバラけるより固まって行動したほうがよくねぇか?」
ポール「こいつらマジでここへやって来よったわ!何処から館内に侵入してきたんや!?」
ジョリー・ザ・ジョニー「予測通りだ、やはりレッド・プロミネンスはアルを狙いにこの館へ入り込んできたか。だがチャンスだ、奴らは俺達に気づいていない、ここは先手をうって奴らを攻撃する。やるぞ!」
ポール「お...おぅ!」
カーキー大佐「しかし廊下に明かりが点いてないと......ん?暗闇から何かが接近してくるぞ!」
ファイヤー「こいつらは!」
ポール「''蜂の巣にしたるわ!『バキュバキュバキュバキュン!』''」
ジョリー・ザ・ジョニー「''引き金は二度引かねえ!一発が全てだ!マスターWブレイク!『バァン!』''」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
ばいきんまん「バイバイキーーーン!」
カーキー大佐「我が命運、もはやこれまで!」
ファイヤー「死ぃねえええええええ!!ジョリーとポールが待ち伏せてやがった!!死ぃいいいいいいねえええええええ!!よくも俺の仲間二人撃ちやがったな!!」
ジョリー・ザ・ジョニー「懲りもせずにここへやって来るとは学習しない奴だ!ファイヤー、恐らくお前はアルの誕生日会を潰すことが目的だろうがそうはさせない!お前の企みは俺達が阻止する!」
ファイヤー「何だと!?こいつ俺の計画を読んでいたのか!」
ポール「ホンマ毎度毎度俺らの館にやって来て鬱陶しいわぁ、俺らの館に来んな言うたやろ!!お前らなんかお呼びじゃないねん!!」
ファイヤー「黙れ!!お前らの出禁命令なんて従う気はねぇ!!用があるのは本庄アルただひとりなんだよ!!」
ロペリア「ファイヤーはこう言ってるけど貴方達すぐ誤解するから私から言わせてもらうわ。私とファイヤー達はアルに誕生日祝いのプレゼント渡し来ただけで館内中荒らす気はないの。ほら...わかったらアルがいる部屋へ案内しなさい、じゃないと貴方達に呪いを掛けるわよ?」
ロペリア「ファイヤーはこう言ってるけど貴方達すぐ誤解するから私から言わせてもらうわ。私とファイヤー達はアルに誕生日祝いのプレゼント渡しに来ただけで館内を荒らす気はないのよ。ほら...わかったらアルがいる部屋へ案内しなさい、じゃないと貴方達に呪いを掛けるわよ?」
ポール「んな訳ないやろ!!お前ら先月小春とひより達に大怪我負わせといてよう言うわ!!しかも誕生日当日に馬鹿げた計画実行しよって!!お前らホントはアルを殺害しに来たんやろ!!誰が教えるもんか!!それとお前らからのプレゼントなんて絶対ろくなもんしかないんやろ!!」
ジョリー・ザ・ジョニー「というわけだ、俺達はお前達レッド・プロミネンスを断じて信用しない、よってアルの部屋へ案内もしない、悪いがすぐにここから立ち退いてくれ。俺がもう一度引き金を引く前に」
ファイヤー「うわああああああああプレゼントくらい本人の前で渡させろよ!!わああああああああ俺らがここへ来るといつもお前らは俺らを追い出そうとする!!」
ロペリア「訪問客にはもてなしをするのが礼儀でしょ?いったい何様につもりなの。いいわ、望み通り呪いを掛けるあげる」
ポール「そんな素行の荒い訪問客なんてお断りや!!」
???「その通りよ!!」
ファイヤー「お、お前らは!」
本庄アル「なんか廊下が騒がしいと思って見に来たらまたレッド・プロミネンスが来てたなんてね!!」
うるおいちゃん「あんた達これで何度目よ!!人の誕生日を滅茶苦茶にしに来るの!!」
モララー「君達ってホント僕らを苦しめることしか考えないよね、狂ってるよ」
ニブルス「もぅせっかくのバースデー気分を悪くしないでよ!!」
ジョリー・ザ・ジョニー「すまない皆、今日はアルの誕生日だというのに奴らの侵入を許してしまった。だが大丈夫だ、もう一度俺のマスターWブレイクでファイヤー達を」
本庄アル「ジョリーさん!ここは私にやらせて!」
ジョリー・ザ・ジョニー「しかし」
本庄アル「さっき話聞いたけど、こいつら私を殺しにやって来たんだよね!?じゃあ私が直接ファイヤーを吹っ飛ばせば解決だよ!」
ファイヤー「ちょっと待てって!殺しにって人聞き悪いぞ。あのなぁアル、今日お前の誕生日だと初めて知ったから、その祝いの為だけに俺らはお前にプレゼント渡したくてな」
本庄アル「嘘ばっかり!!プレゼントなんて初めからないんでしょ!!?どうせ小春さん達同様私を誕生日当日に殺しにここへ赴いたんでしょ!!」
ファイヤー「いやいやそれは違うぞ、プレゼントは持ってきてあるんだ、なんなら今お前に渡してやるよプレゼントを」
本庄アル「いりません結構です!!あんたからのプレゼント絶対に受け取らないからね!!」
ファイヤー「何だとテメエ!!せっかく俺が自らお前の誕生日を祝いに来たのにその態度は何だ!!」
うるおいちゃん「それはあたし達の台詞よ!!」
ニブルス「これだからレッド・プロミネンスは嫌なんだよ」
本庄アル「もぅいい加減にして!!私はあんた達と関わりたくない!!だから、''さっさと私達の本拠地からでていけえええええええ!!''」
&color(Red){''デデーーーーーーーーン!!!!''};
ロペリア「貴女にとびきりの呪いを掛けて...」
ファイヤー「いやああああああああnu!結局プレゼント渡せないまま追い出された!くそが俺を厄介者扱いしやがってとんでもねぇ女だ!!いやあああああ!いやあああああ!本庄アルアンハッピーバースデーーーーーー!!!!」
続く!
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