Top > 製作者一覧 > ゼバード > ネオジェットストリームの馬鹿物語 > その229


*最高の観光バス記念日を過ごせたキーボードクラッシャー [#f7468c4b]
異界 糸魚川市
レッド・プロミネンスの洋館スカーライト
ファイヤー「くそ、最近ネオジェットに負けてばかりでイライラする!異界で奴らへのストレスの発散するしかねぇぜ!」
闇黒騎士「失礼する!この館ファイヤーがいると聞いて富山まで来訪してきた!ファイヤーよ要るならこちらへ来てほしい!お前に依頼したいことがある!」
ゼーロ「誰か来た」
ファイヤー「闇黒騎士じゃねえか!お前こんな遠い場所まで来たってのか!ていうかどうしてレッド・プロミネンスの最重要拠点の場所が糸魚川だと解ったんだ?」
闇黒騎士「ネオジェットに追われる身になったマルクからこの拠点の位置情報を教えてもらったのだ」
ファイヤー「そうだったのか!あとマルクは上手いことネオジェットの追跡を振り切れればいいんだが...。ところで依頼って何だ?報酬しだいで依頼受注するぜ!」
闇黒騎士「了解した。ではお前に我らの敵対者、桜あかりの暗殺を代理で実行してもらいたい。依頼を成したあかつきには、300万円...エクシアゴールトにして3憶を報酬として贈与しよう」
闇黒騎士「了解した。ではお前には我らの敵対者、桜あかりの暗殺を代理で実行してもらいたい。依頼を成したあかつきには、300万円...エクシアゴールトにして3憶を報酬として贈与しよう」
ファイヤー「3憶ゴールトだって!?桜あかり殺れば3憶受け取れるってことか...!ほわあああああああ!イェアー!その依頼当然受けるぞ!3憶もありゃもう一拠点建設できるぜ!」
闇黒騎士「そうか、ありがたいことだ。お前なら我々に協力してくれると信じていた」
ファイヤー「おぅよ!黒船に乗船した気持ちで任せろ!お前ら仕事だ!直ちに桜あかりを殺るぞ!」
ゼーロ「ゼーロ、闇黒騎士の期待に答える...。桜あかり、あいつを...壊す」
エニシダ「いい機会ですわね。ワタクシの歌であの生意気な娘を堪能させてさしあげますわ」
シャークマジュ「奴は魔法を使うと聞いたことがあるが俺の眩しい光で盲目にすればいいだけのことだ、是非俺も参加させてくれ」
ファイヤー「皆3憶目当てで参加したいみてぇだな!」
ゼーロ「それはファイヤーだけ、ゼーロ...桜あかり壊したい、ただそれだけ」
エニシダ「ようはあの小娘をボロボロにしたいという解釈で宜しいですの?」
ゼーロ「それで満足」
ファイヤー「ではではいまいる奴らで目標を始末するぞ!もしあかりに取り巻きがいるならまとめて処理する!いいな!」
アクターレ「どうやら闇黒騎士の依頼を受理したようだな!それでこそレッド・プロミネンスだぜ!ファイヤー、俺達がここに来る前に奴の居る場所を特定しておいたぜ!ついてこい、時空渡しのゲートを利用して奴のとこまで移動するぞ!」
ファイヤー「サンキューアクターレ!お前を雇って良かったよ!そんじゃ闇黒騎士!桜あかり屠ったらすぐ連絡するから待っといてくれや!」
闇黒騎士「ファイヤー、ゼーロ、健闘を祈る!」
それから1分後...
富山市 富岩運河環水公園
アクターレ「着いたぞ、ここが今桜あかりが居る場所だ!奴はこの富岩運河環水公園の天門橋の上で他の連中と天体観測してるようなんだ!
シャークマジュ「幸い、我々にとって最大級の脅威である例の吸血鬼はエリア近辺にはいないみたいだな」
ゼーロ「ヴァルバトーゼいないの?ついでにあいつ壊したかったのに」
ファイヤー「俺らの命の危険に晒す気か!クエスト中にあの鰯野郎が現れたら俺らは一貫の終わりだぞ!お前だって奴がどれ程きょうあくか解るだろ!」
アクターレ「あいつと戦ったことがあるのか?」
ファイヤー「あぁ、思い出すだけでも恐ろしい。俺は奴とは絶対に闘わない。それより目標が居たぞ、アクターレの言う通り橋の上で呑気に夜空眺めてらぁ」
ゼーロ「もぅ見つけたの...?」
シャークマジュ「おい、あれは確か」
プリニー「遅れて申し訳ないッス!なんとか環水公園に到着したッス!」
フェンリッヒ「遅いぞプリニー!何時間待たせたと思ってやがる!」
成宮すず「まぁまぁフェンリッヒさん、今日は真中さんが私達を天体観測に誘ってくださったのですからそう怒らないでくださります」
フェンリッヒ「すまねぇすず」
桜あかり「あっ...見て!流れ星が降ってきてるよ!」
スライムナイト「ホントだ!流れ星じゃないか!そういえば異世界にいる兄貴が願い事三回言えば願いが叶うって誰か言ってたな」
スライムナイト「ホントだ!流れ星じゃないか!そういえば異世界にいる兄貴が願い事三回言えば願いが叶うって言ってた」
ツバメンズ「スライムナイト、お前兄貴いたのか?」
アクターレ「桜あかりの奴、成宮すずまで誘っていやがったか!だが調度いい!俺はいつもあいつに散々アホ呼ばわりされたり自分のゲリラライブが中止に追いやられた等の屈辱を味わってきたんだ!今日こそ成宮にこれまでの恨みを晴らしてやるぜ!」
シャークマジュ「だが不味いぞファイヤー、あの吸血鬼の従者まで集まってるようだぞ」
エニシダ「プリニーにスライムナイト、それから裏切者のツバメンズまで居るみたいですわよ。まだワタクシ達の存在に気がついておりませんが、それでも一度にこの大人数と交戦するのは厳しいと思いますわ」
ゼーロ「だったらゼーロが全部壊す」
ファイヤー「その通り、殺られる前に目標ごと殲滅すりゃいい。念のためザラキガンと閃光玉用意してある!」
エニシダ「貴方いつの間にザラキガンを装備していましたの?」
ファイヤー「質問は依頼を成し遂げてからにしてくれ、てかこれ以上待ったところで奴を殺るチャンスはこねぇじゃん。だったら俺が閃光玉で怯ませてチャンスを作るまでだ!お前ら、俺が閃光玉投げて奴らの目眩ましたと同じに夜襲を仕掛ける!心配すんな、一撃で凪ぎ払えば反撃は受けない!この依頼...必ず成し遂げてるぞ!」
アクターレ「おぅ!」
シャークマジュ「援護は任せろ!」
真中あお「あれは冬にしか観られないオリオン座だ!凄いこんなにキラキラしてるんだね。みらにも見せたかったな」
ファイヤー「おいそこの野次馬共!目を瞑らないと視界が光で遮られるぜ!そぃやあああああ!」
&color(Yellow){''ピカーーーーーーン(閃光玉投擲)!''};
桜あかり「きゃあ!?」
ツバメンズ「何だ!?突然辺りが眩しくなったぞ!」
成宮すず「眩しすぎて目を開けられませんわ!いったい何事ですの!?」
ファイヤー「奴らが眩らんだぞ!今だ!桜あかりごと殲滅しろ!奴らは敵対勢力ネオジェットの協力者だ!」
シャークマジュ「&color(Red){''激しい炎!''};」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
スライムナイト「うわあああああああ!」
ゼーロ「&color(Purple){''黒い月は出ているか?グゥリ ドゥ ザン ゼーロ!''};」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
ツバメンズ「ぐわあああああああ!」
プリニー「ぎぇあああああああ!」
エニシダ「''クラッシュ&デストロイですわ!『バァアアアアアアン!(大音響)』''」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
真中あお「いやああああああああ!」
フェンリッヒ「ごわぁ...!くそが!どこからの攻撃だ!?そうか...またフェンリルの野郎の仕業か!!テメエ昨日はよくも俺たちの仲間を!!しかも俺たちに攻撃しといてただで済むと思ってねぇだろうなぁ!!」
ゼーロ「ねぇ...こいつ、壊して大丈夫?」
ファイヤー「フェンリッヒのことか?あぁこいつ鰯食うしか能がない吸血鬼野郎の部下だから殺していいぞw」
フェンリッヒ「何だとこの屑野郎。崇高なるヴァルバトーゼ様を軽々と侮辱しやがって!!許さねえ...テメエら全員生きて帰れると思うな!!!!」
ファイヤー「おー怖い怖い。その程度でムキになってるなんてこいつ馬鹿なのか?呑気に夜空なんて見つめてるから攻撃されてるんだろ痩せ狼が」
篠崎あゆみ「貴方達こんなところでなにをしてるんですか!?」
モルカー「プィプィー!!(お前らあお達になにしてるんだ!!)」
ファイヤー「なっ!誰だお前らは!?」
エニシダ「貴女は篠崎あゆみ!」
アクターレ「モルカーも出てきたぞ!」
ファイヤー「やべぇなぁ、ここで鰯野郎や紫キャベツとか呼ばれたら依頼どころじゃねえ。それどこかマジで詰んじまう...。といっても後から来たお前らにはこれで充分だ!カチャ『&color(Purple){''ビビビビビビビビ!(ザラキガン照射)''};』」
篠崎あゆみ「ぐ!?.....あぁ......」
モルカー「プ....ィ......」
バタァ×2
成宮すず「篠崎さん!モルカーさん!貴方達なんてことを!!こんなこと断じて許されませんわよ!!」
桜あかり「うーん...びっくりした。皆大丈夫...ってあれ!?皆が倒れてる!何で!?あおさん!プリニー!しっかりして!どうしちゃったの!」
フェンリッヒ「あかり気を付けろ!フェンリルが襲撃してきやがった!そいつファイヤーが作ったはずのザラキガン装備してるぞ!」
アクターレ「どこに注目しているんだフェンリッヒ?ヴァルバトーゼと共に魔力も金もない無一文で倒れてたところ俺様に拾われた恩を仇で返したこと後悔しやがれ!響け俺の魂のビート!&color(Yellow){''アクターレオンステージ!『ジャン!ジャン!ジャン!キラーン!』俺様のソウルが真っ黒に燃えたぎってるぜッ!『フォンフォンフォン!ズドオオオオン!』''};」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
フェンリッヒ「がああああああああ!(ちくしょう...俺がこんなアホ野郎なんかに.....閣下...申し訳ございません.....)」
成宮すず「フェンリッヒさん!」
アクターレ「お前もだ成宮!よくも今まで俺様をアホ呼ばわりしてくれたな!!消えろ成宮すずぅううううううう!!!!『&color(Yellow){''フォンフォンフォン!ズドオオオオン!''};』」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
成宮すず「きゃああああああああ!」
アクターレ「やったぜ!ついに復讐は果たせた!お蔭で成宮すずを撃破できたぜ!」
シャークマジュ「それは良かったなアクターレ」
ファイヤー「さてと残りはこいつただ一人」
桜あかり「ひどい、こんなのあんまりだよ......。こうなったらせめてフェンリルだけでも!ティンクルティンクル!フェンリルよ吹っ飛べ」
''ピキーン!''
ファイヤー「そうはさせるかああああああ!『ブゥン!(ファイヤーは何かを桜あかりに掛けた)』」
''サアアアアアア(なんと魔封じの粉だった)!''
桜あかり「そ、そんな魔法が使えない!」
ファイヤー「ゼーロ!最後はお前が片付けろ!」
ゼーロ「了解...!&color(Purple){''呪文 卍獄殺''};」
&color(Red){''ブゥーーーーーーーーン!''};
桜あかり「ぎゃあああああああああ!」
ゼーロ「アハ...アハハ...!アハハハハハハハハハ!桜あかり壊した!アハハハハハハハハハ!アーッハハハハハハハハハ!」
エニシダ「なんとか依頼達成できましたわね、もしヴァルバトーゼが紛れていたら全滅してましたわ」
ファイヤー「まっ!今回は依頼を成し遂げ、らぐみみらーずの戦力も削ることもできたんだ。終わり良ければ全てよし!にしてもこいつら閃光玉とザラキガンに弱いんだなw悔しかったら鰯野郎や紫キャベツでも連れて出直せ!あっいけねー、こいつらとっくにゲームオーバーしてたんだったwはっはっはっは!w」
ゼーロ「ファイヤー、帰ろう、糸魚川へ...」
ファイヤー「そうだな!いやぁ報酬が待ち遠しいぜ!」
レッド・プロミネンスによる桜あかり達への苛烈な夜襲は成功。ファイヤーは無犠牲で闇黒騎士の依頼を成し遂げたのだった...。それから翌朝、富岩運河環水公園に散歩していた勇者エイトによって桜あかり達が生き返ったと知らずに
続く!
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