Top > 製作者一覧 > ゼバード > ネオジェットストリームの馬鹿物語 > その131


*最悪な裏切りの日を過ごしてしまったキーボードクラッシャー [#q6ca9aa7]
マホが初登場するため、女神候補生の四人も出るぞ!
ゲストにピラフとアノネデスと豆沢サスガに出番がくる!
ネプギア達は、新入りのマホと共にメリオル郊外でピクニックする事に決めたようだ。だがメリオルを出る道中でファイヤーが自身のアジトがある西区の旧市街で何かをばら蒔いている様子をユニが目撃する、はたして彼女達が目にしたものとは!?
エクシア王国 首都メリオル
ネオジェットストリーム本館
クルト・ミュラー「最近領地の徘徊ばかりしてて、クルー達とあまり親睦を深めるのを疎かにしてる気がする。でもなぁ俺には俺の領地を護る責務があるからなぁ『こんこん!』ん誰か来たな、入れ」
ガチャ!
マホ「クーさんおはよう!」
ネプギア「おはようございますクルトさん!」
クルト・ミュラー「よぉネプギア、それにマホ、その様子だと大分ネオジェットストリームに馴染めたみたいだな。」
マホ「うん!あーしを受け入れてくれたクーさんのお蔭っしょ!そうそう、あーし達これからギアちー達と楽しくピクニックするんだ!でも心配しないでね、ギアちーにこの世界の事色々教えてくれたから大丈夫!その前にクーさんに挨拶してからピクニックへ出掛けようかなって思ったの♪」
クルト・ミュラー「良い気遣いだ、まぁ俺はお前がこうしてネオジェットストリームの一員としての自覚が芽生えてくれたことに喜びを感じるよ。そうだマホ、お前確かピクニックすると言ったな?それならこれ持っていけ」
マホ「ええっとクーさんこれなに?」
クルト・ミュラー「そいつは俺の友人から受け取ったきんきゅうきのこっていう代物でな、なんでもそいつを所持してるときに致命傷を負うときんきゅうきのこが所持者の命に別状がない程度に自動的に回復するんだとさ」
マホ「これあーしが貰っていいの!?サンキュー!これがあれば通り魔に襲われても問題ないっしょ!んじゃあーし達、ユニちー達待たせてるからそろそろ出掛けるね!」
ネプギア「それではクルトさん、私、マホちゃん達と思いっきり仲良くピクニックを楽しみながら行ってきます!後クルトさんにお願いが一つあります、昨日城下町で買ったプリン冷蔵庫に冷やしてあるので、良かったら食べてみてくださいね♪」
クルト・ミュラー「ありがとよネプギア、マホ達と互いに助け合ってピクニックを成功させろよ、いってら」
バタン!
ネプギア「.......クルトさんと沢山お話できて嬉しいなぁ♡しかもありがとよって言われて私、とても幸せです♡ところでマホちゃんはクルトさんの事好き?」
マホ「そうなんだよギアちー!クーさんマジであーしの好きなタイプの男にドンピシャだよ!なんて言うのかな、クーさんっていつもはクールな雰囲気醸し出してるけど、めっちゃ責任感あって何よりあーしに対しても親切で皆の事を優先に動いてくれてるんだよね!ギアちーがクーさんに心を奪われた気持ちあーしにも判ったかも♡」
ネプギア「マホちゃんもクルトさんに恋してるんだ!私と同じだね!じゃあ数日後にユニちゃん誘って三人で貴方の事が好きでした、私達と付き合ってくださいってクルトさんに告白しようよ!ユニちゃんもクルトさんに惚れ惚れしてるからきっとokしてくれるはずだよ!」
マホ「それいいじゃん!ギアちーナイスアイデア!発想が天才のそれな♪」
ネプギア&マホ「(あー、クルトさん・クーさん、貴方ってなんて心の広くて優しい人なんだろう♡私・あーし、クルトさん・クーさんの約に立てるように励みたい、これからもずっと貴方の側にいられるように頑張ります♡///・ちゃおっと♡///)(〃´ω`〃)」
ロム「ラムちゃん、ネプギアちゃんとマホちゃんがクルトお兄ちゃんのお部屋の前で考え事してるよ」
ラム「いったいどうしたのかしら?ロムちゃん、このままにするのは可愛そうだからネプギア達呼びに行こっか!」
ロム「うん!一緒に!ウンウン」
話は変わってレッド・プロミネンスでは
レッド・プロミネンスのアジト
ファイヤー「昨日は人生で一番最高の祝勝会だったぜ!何故だかしらねえがなんかすげえ善行したい気分なんだが!」
エニシダ「そうですわね...今朝購入したパスパレのライブチケット印刷してそれらを旧市街に配るのはどうかしら?」
ファイヤー「おいおい、んなことしたら有価証券偽造で聖騎士団にムショへ送られるだろ...そうだ!エニシダ、俺に良い作があるぜ!」
エニシダ「何か方法が思い浮かびましたの!?」
ファイヤー「思い浮かんだぜ!それは金配りだ!」
エニシダ「ファイヤー、貴方何おっしゃいますの?...金配り!?」
ファイヤー「そっ!今から外でてありったけの大金ばら蒔いて気分爽快しようってわけよ!」
エニシダ「ですがよろしいですの!?貴方の貯金を西区にばら蒔くなんて!?」
ファイヤー「心配すんなよw配る用の金はバイバインで増加しといたからさw」
エニシダ「成程そうでしたの、では心配無用ですわね」
ピラフ「何だ?金を配りに行くのか?」
アノネデス「何だか面白そうじゃない、私も交ぜなさいよ!」
豆沢サスガ「僕も人助けがしたい気分なんだ、是非参加させてくれ!」
ファイヤー「これは頼もしい!助っ人も協力してくれるのか...よっしゃー!やるぞー!」
2分後...
西区 旧市街
ラスター通り
エニシダ「今日はいつもより旧市街が賑わってますわね」
ファイヤー「こうも通行人が多いと尚更配りたくなるぜ!お前らバイバインで増やした100ゴールド札ばら蒔く用意をしろ!俺がメガホンで通行人を呼び寄せるから!」
アノネデス「つまりこちらに注目させて金を蒔きながら配るという魂胆ね!ノワールちゃんにも金配りの方法教えてあげようかしら!」
ファイヤー「別に教えなくてよくね?まぁいいや、さぁ始めるぞ!スゥー...おーいそこの歩いてるそこのお前ら!今からお前らにいいものあげちまうぜ!」
通行人A「何だあいつは?」
ファイヤー「あげるのは俺様の溜め込んだ貯金だ!受けとれやああああああ!」パラパラ
通行人B「か、金だって!?これ勝手に貰っていいのか!?」
通行人C「誰だか知らねえがありがてえ!」
''ワアアアアアアアアア!''
ピラフ「これは見物だぞ!金をばら蒔いた途端、大勢の通行人共がこちらに群がってくるとは良い光景だわい!」
エニシダ「ご遠慮なさらずに!ワタクシ達は善意であなた方にお金を受与して差し上げますわ!」
''ワアアアアアアアアア!''
豆沢サスガ「ちょっとそんなに詰めかけないでください慌てずに!」
アノネデス「なんという高揚感なのかしら、善行をするのがこれほど清々しいなんて!」パラパラ
''ワアアアアアアアアア!''
ファイヤー「まだまだ山ほどあるからちゃんと受けとれよ!そぃやー!」パラパラ
''ワアアアアアアアアア!''
ファイヤー「あっひゃひゃひゃ!ふぁーウケルwだって金ばら蒔いたら通行人が蟻みてえに集束してくるんだもんwほらほらこいつも貰っとけ!はっはっはっは!」
''ワアアアアアアアアア!''
それから30分後
ピラフ「いやぁ久しぶり満足できたわい!」
アノネデス「街を歩いてる人達に金を配る喜び、私の所属先の皆に広めたいわ!」
豆沢サスガ「だけどあれファイヤーの貯金なんだよなぁ...本当に挙げても良かったのか?」
ファイヤー「安心してくれ、あれ全てバイバインで増やしたのだからw」
豆沢サスガ「えっ!?ファイヤーバイバイン持ってるのか!?」
ファイヤー「おぅ!ディアンから借りてきた物だぜ!」
ピラフ「しかし腹が減ったぞ!何か美味い料理はないか?」
エニシダ「だったらおととい旧市街に新しいレストランがオープンしましたの!そちらで昼食を摂りましょうか!」
ファイヤー「イェアー!早く行こうぜ!」
1分後
ラム「思い出した、明後日はタプリスお姉ちゃんの誕生日だよね」
ユニ「大変よネプギア!」
ネプギア「ユニちゃん!そんなに息切らしてどうしたの!?」
ユニ「どうしたもこうしたもないわ!レッド・プロミネンスが旧市街で街の人達にむけて偽札ばら蒔いていったのよ!」
ネプギア「ええっ!あの人達また偽札作ってそれを蒔いていったの!?」
マホ「こんなのガチの犯罪じゃん!ヤバ!偽札なんて通行人にあげて何の意味があるの!?」
ラム「そういえばお姉ちゃんが偽物のお金を拾ったらダメって私とロムちゃんに話してたけど、この事だったのね!」
ロム「偽物...なんか怖いオロオロ」
マホ「取り合えずピクニックは一時中断にして、レッド・プロミネンスだっけ?そいつらをとっちめちゃえばいいんだよね?」
ユニ「当然よ!これ以上あいつらを野放しにしたら被害は更に拡大するわ!いくわよ皆!」
ネプギア「うん!」
15分後
ファイヤー「あぁ食った食った!」
アノネデス「あら、どうしてノワールちゃんの妹が西区に来てるのかしら?」
ファイヤー「ユニが西区にいるだと!何で!?」
ロム「ユニちゃん!あの人影見覚えがあるよ!」
ネプギア「いた!ファイヤーとエニシダ達だ!」
ユニ「よりのもよって盗撮ロボットまでいるじゃない!あいつも偽札をばら蒔いた犯人で間違いないわね!」
ピラフ「おい!ネオジェットがこちらに近づいて来るぞ!どうするのだ!?」
アノネデス「そんなの決まってるじゃない、急いで立ち去るのよ!」
ラム「あっ!レッド・プロミネンスが走って逃げた!」
ユニ「気づかれちゃったけど、誰が逃がすもんですか!!待ちなさいレッド・プロミネンス!!」
ファイヤー「ヤバイ追ってきてる!お前ら急いでアジトへ逃げるぞ!」
マホ「あんた達悪さしておいて逃げるとかマジでダサいし!!」
豆沢サスガ「ここは僕に任せて!&color(Navy){''スイッチオン!''};」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
ユニ「きゃあ!?」
ラム「ユニ!」
ファイヤー「いいぞサスガ!よし、ユニが痩けたぞw」
エニシダ「今のうちですわ!」
20分後...
再びレッド・プロミネンスのアジト
ファイヤー「あいつらからの追走から振り切ったぜ!さてとカイザーから借りた桃鉄でもやるか!」
ピラフ「ファイヤー、誰か来たぞ?」
ファイヤー「何だ!?」
ラム「&color(Fuchsia){''凍っちゃえ!''};」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
アノネデス「いやああああああああ!」
ファイヤー「アノネデスが消されたぞ!?本当に誰の仕業だ!?」
マホ「あーしさぁ、あんた達のような人様に迷惑かける悪人、冗談抜きで嫌いだしー!!」
ファイヤー「誰だお前は!?もしやネオジェットの新手か!?」
ネプギア「その通りです!この人はマホちゃん!私達と同じ女神候補生の一人です!それよりもぅ逃げられませんよレッド・プロミネンス!!」
ユニ「あんた達偽札を通行人にばら蒔くなんて何考えてるのよ!!馬鹿じゃないの!!」
エニシダ「ワタクシに馬鹿とは無礼ですわね!!訂正しなさい!!」
ロム「皆に迷惑かけたらダメだよぉウルウル」
ファイヤー「いやいやかけてないから!俺らは善意で金を配ったんだ!本物をな!」
ラム「ファイヤーお兄ちゃん、嘘は泥棒の始まりだよ?」
ピラフ「ファイヤーは嘘などついとらんぞ!」
ネプギア「いいえ、貴方達のあの行為は立派な犯罪行為ですよ!!そもそもこの国で偽札作る事事態が違法なのに、それを作って平然とばら蒔くのが善意だと主張するのは明らかに可笑しいでしょう!!」
ユニ「そうよ!あんなの善行でも何でもない!!街の人達を弄んだただの悪行その物よ!!貴方達が偽札を高みの笑みを浮かべながらばら蒔いたせいで旧市街が大変な事になったんだから!!」
ネプギア「今すぐギルドに出頭してください!!」
ファイヤー「うわああああああああなんでそんなこと言うんだよ!わああああああああ通行人に金あげて何が悪いんだ!」
ラム「もぅさっきからいいわけばかり!」
マホ「犯罪しておいてまだ逃げるなら無理矢理でも出頭させてやるし!!」
ファイヤー「だからあれは偽札じゃねえ本物の札だ!」
ユニ「問答無用!!喰らいなさい''エクスマルチブラスター!モードエンプレス!''」
ロム「&color(Aqua){''アイスコフィン!''};」
ラム「&color(Fuchsia){''しゃあ!お姉ちゃん直伝の上級魔法で凍らせるわよ!''};」
マホ「いい加減諦めなよ!&color(Fuchsia){''たあああああああ!''};」
&color(Red){''ドゴーーーーーン!''};
エニシダ達「ぎゃああああああああ!」
ネプギア「リミッター解除!ビーム出力最大でいきます!これが私の全力全快です!!&color(Fuchsia){''高速剣舞 ミラージュダンス!''};」
&size(60){&color(Red){''デデーーーーーーーーーーーン!!!!''};};
ファイヤー「いやああああああああnu女神候補生共に吹っ飛ばされた!」
ファンファンファンファン!🚨
明智小衣「午後1時6分、ファイヤー達を偽造通貨渡与罪(エクシア王国の法律)の容疑で逮捕するわ!」
ネプギア「これで一段落だね、それじゃあ皆、仕切り直してピクニックを再開しよっか!」
マホ「勿論だよギアちー!」
ファイヤー「しかもまた明智に捕まった!もぅムショは勘弁してくれええええええええ!」
続く!
次回はユニオンのクルーが登場!
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