天馬咲希「おーい!サンストーンさん!」 サンストーン「天馬咲希か、私に何の用だ」 天馬咲希「私達そろそろ本拠地に帰るってファイヤー君に伝えてくれるかな?」 サンストーン「ということはお前達は拠点へ戻るのか、世話になったな」 鳳えむ「こちらこそレッド・プロミネンスと観光スポット巡りできて色々と楽しかったよ!(サンストーンさんはその時いなかったのは少し残念だったけど)それと、もし串刺しオゾンの拠点に遊びに来るなら連絡してね!いつでも待ってるから♪」 サンストーン「了解した、ファイヤーの元についたら言っておこう。恩に着るぞ。えむ、咲希」 天馬咲希「それじゃあ私達、フェンリルの所に帰るから、今度はサンストーンも一緒に観光できたらしようね!バイバーイ!」 サンストーン「去らばだ我々の盟友達よ.....これが絆と言うものか。私にとって絆という概念は無縁な存在だな。だからこそ、私はハイプリス様の望みを結実させるべく、エトワリアをくだらん聖典ごと破壊し、真実の世界に作り替えるという使命を全うする。例えこの命が尽きようとも」 ダダンガ「おぉサンストーン、ここにいたのか!不味いぞ!昨日、布田裕美音がお前に殺されたことが異界の新聞社に取り上げられている!それを知ったネオジェットが怒り心頭になってサンストーンを命を狙っているんだ!」 サンストーン「ネオジェットとクリエメイト共め、死んだ友の弔いの為に動き出したか。だが私は逃げない、エトワリアとクリエメイトを滅ぼすまで私は戦い続ける」 ダダンガ「何を言っているのだサンストーン!お前は今、奴らから格好の標的にされているのだぞ!何故逃亡しようと考えない!」 サンストーン「ダダンガよ、お前の言う通り私はこの手でクリエメイトの布田裕美音を殺した、奴らの逆鱗に触れる事を覚悟したうえだ、奴らへの恐怖など感じん。それでも私はリアリストとして責務を果たすため、ハイプリス様の望みを成就させるため、奴らを古き絆諸とも葬り去るのみ!」 ダダンガ「(いかん、サンストーンが使命感に燃えている!なんとかしなくては!ファイヤー、すぐに護衛に駆けつけてくれ)」
異界 魚津市 レッド・プロミネンスの豪邸 ファイヤー「なんてこった、ヤバイヤバイ、急がないとサンストーンが危ない!」 マルク「どうしたのサそんなに慌てて?ファイヤーらしくないのサ」 エニシダ「多分アジトにゲーム機忘れてきたから混乱してるのでしょう?」 ファイヤー「そうなんだよ、スイッチアジトに置いてきてってそんなこと悠長に話してる場合じゃねえ!大変だ!ネオジェットがサンストーンを標的にして消そうと目論んでいるんだ!」 神楽燦「なんですって!サンストーンがあいつらに抹殺されようとしてるの!?」 ミミッキュ「そんなの可笑しいよね、だってクルト・ミュラー達はこの世界にいなかったのに、どうしてネオジェットが彼女を狙っているの?」 ファイヤー「この新聞を読めば奴らの狙いがわかるぞ!」 ギャラクティックナイト「どれどれ.....っ!何だこの記事は!?」 遊狩ミユリ「サンストーンが布田裕美音を殺害したって取り上げられてますよ!?」 エニシダ「まさか報復戦を仕掛けようとしてますの!?これは見過ごせませんわね」 マルク「どうするのさ!?蘇生と召喚のスペシャリストのゼーロがここに居ないのに、もしもあいつが奴らから深傷を負ったらお仕舞いのサ!」 神楽燦「勿論彼女を死守するのよ!サンストーンを消そうとする連中を野放しにはできないわ!」 ファイヤー「当たり前だ!何としてでもネオジェットの猛威からサンストーンを護りきるぞ!なかでもきらら系のクルーとロムとラムがブチキレてやがるからな!急げ!」 神楽燦「わかったわ!」 このときレッド・プロミネンスは知らなかった、プリニーによって彼らの豪邸とサンストーンの現在地を特定された事とその情報をネオジェットストリームに提供した事実に... ネプギア「皆さん、プリニーさんか新たな情報が入りました!レッド・プロミネンスがサンストーンを防衛するために動き出したようです!」 小路綾「つまりサンストーンは、この世界に行方を眩ませていたってことね。通りでクルトとソニック達がエクシア中捜索しても見つからないわけだわ」 本田珠輝「ファイヤー達がこの世界に隠れ家造っていたなんて、初めて知ったよレッド・プロミネンスってどんな土地でも建物造るなんて大工さんみたい」 飯野水葉「本田珠輝!関心してる場合じゃないでしょ!あいつら...意地でもサンストーンを庇うつもりだったのね!これなら安心してレッド・プロミネンスに容赦なしで戦えるわ!!」 ユニ「水葉さんの言う通りよ!殺人犯を守ろうとする連中に情けなんて必要ないわ!私達は裕美音さんの敵を討つだけよ!」 ネプギア「うん!絶対にサンストーンを倒そう!」 ロム「ねぇネプギアちゃん、彼処でファイヤーお兄ちゃん達が今誰かと会ったみたいだよ?」 ネプギア「ええっ?ロムちゃん、ファイヤーがこの辺りにいたの!?」 ロム「ちょっと右に向いたら偶然見つけちゃった...」 本田珠輝「本当だ!レッド・プロミネンスが人気のない道を歩いてる!」 涼風青葉「そうだ!ここでファイヤー達を問い詰めて、サンストーンを居場所を洗いざらい喋らせ」 ユニ「待って皆!ファイヤー達の目の前のとこ、眼を凝らしてよーく見て!」 小路綾「ファイヤー達の目の前?ユニちゃん何か見つけたの!?えっと、どれどれ...」 ギャラクティックナイト「むむっ!?あの人影はサンストーンか!」 ダダンガ「サンストーン喜べ!ファイヤー達が護衛に駆けつけてくれたぞ!」 サンストーン「どうしたんだ?血相かかえて私の元に現れて」 ファイヤー「サンストーン、無事だったのか!」 遊狩ミユリ「今すぐメリオルへ逃げましょう!」 サンストーン「心配はいらん、ダダンガから事情は聞いてある」 神楽燦「あなたがこの状況下で一番危険に晒されているのよ!」 ラム「ああああああああああ!あの人は!」 ロム「昨日 裕美音お姉ちゃんを斬った人!」 エニシダ「何ですの今の叫び声は?」 ミミッキュ「あっ...ネオジェットに見つかった」 ファイヤー「おいおい冗談だろ!?どうしてこいつらがこの街に居るんだよ!?」 涼風青葉「いた!水葉ちゃん!珠輝ちゃん!裕美音ちゃんの敵がすぐそこにいるよ!」 マルク「いけない!奴らが戦闘体制に入ったのサ!」 ファイヤー「ヤバイ!ここで戦闘するのは悪手だ!サンストーン連れて逃げるぞ!」 飯野水葉「何が逃げるですって!?」 遊狩ミユリ「はわわわわ!距離を詰められました!」 サンストーン「来たなきららに与する敵対者クリエメイト共よ」 涼風青葉「貴女が、貴女が私達の大切な裕美音ちゃんを!!」 神楽燦「ネオジェット、私達を本気で潰しにきたの!」 飯野水葉「布田裕美音の件で深く関わっていたならね!でもファイヤーとその取り巻き達はあの事件とは無関係だったみたいだから、気絶程度で済ませてあげるわ!でもサンストーン!!同じイラスト部の部員の布田裕美音を殺したあんただけは別よ!!」 ラム「返してよ!裕美音お姉ちゃんを返して!!」 ダダンガ「ぐぅう...何という威圧感だ!」 小路綾「サンストーン!!真相は全てロム達から聞いたわ!裕美音があかりの忘れ物届ける最中に、あんたが自らの手で裕美音を容赦なく殺めたってね!!」 本田珠輝「許さない、貴女のせいで、私の欠けがえのない幼馴染みの裕美音が死んだんだよ!!裕美音の命を奪った貴女だけは...絶対に許さない!!」 ファイヤー「うわあああああああこいつらマジで殺意剥き出してやがるじゃねえか!わあああああああサンストーンへの憎悪がハンパなさすぎるぜ!」 エニシダ「彼女には手出しさせませんわよ!」 サンストーン「なるほど、仲間の敵討ちに私の前に現れたのいうとこか。だが例えお前達に憎まれようと、私は課せられた己の使命を達成させる!さぁ受けよ、これが布田裕美音が身の程味わった真実の斬撃だ!」 ピキーン! ネプギア「これ以上貴女に大切な仲間を奪われる訳にはいきません!ビーム出力最大!スラッシュベール!」 ガヅィイイイイ! サンストーン「中々の剣舞だネプギアよ、だが無駄だ!お前達の絆は私がここで全て断ち切る!」 ネプギア「くぅぅ!」 ファイヤー「今だお前ら!サンストーンを援護しろ!」 ミミッキュ「OK!じゃれつく!」 神楽燦「いくわよミユ!神々しく華やかに雅やかに!派手に終わらせ、サンストーンを死守するわよ!ルースレス・バラージュ」 遊狩ミユリ「はい、燦様!ミユ、全力でいきます!トクン.....はい...これで終わり...人事不省ランオーバー」 ピキーン! ロム「ラムちゃん、一緒に戦おう!チュ!」 ギュイイイイイイイ! ラム「しゃあ!ロムちゃん!二人であの悪い人達を盛大に吹っ飛ばすわよ!」 ロム&ラム「アブソルートブレイク!」 バチーン ドゴーーーーーーーン! 神楽燦&遊狩ミユリ「キャアアアアアアアア!」 ミミッキュ「危ない、ばけのかわを貫く攻撃じゃなくて良かった」 小路綾「とっておき!スパイナルハリケーン!」 ドゴーーーーーーーン! ミミッキュ「うわああああああああ!」 ギャラクティックナイト「ちぃっ!ネオジェットめっ!これ以上やらせるものか!ギャラクシートルネイド!」 飯野水葉「こんなの避ければどうということなしわ!『フォン!』特と味わいなさい!とっておき!ファンタジーフォール!」 ドゴーーーーーーーン! ギャラクティックナイト「ぐあああああああああ!」 涼風青葉「私も負けないよ!とっておき!スノーマン・ブリザード!」 ユニ「逃がさないわ!覚悟しなさい!エクスマルチブラスター!」 ドゴーーーーーーーン! マルク「ぎゃああああああああ!」 エニシダ「有り得ませんわ...」 ダダンガ「おのれぃよくもわしの同胞を!こうなれば本田珠輝だけでも始末してやる!宇宙催眠光線!」 ピキーン! 赤座あかり「正義の味方 アッカリーン参上!」 本田珠輝「あかりちゃん!」 赤座あかり「ダダンガはあかりに任せて!必殺!お団子バズーカ!」 ドゴーーーーーーーン! ダダンガ「ごばああああああああ!」 ファイヤー「燦達がやられちまったぞ!サンストーン、お前は早く逃げろーーーーーー!」 サンストーン「流石にこれは退いたほうが良いかもしれん、だが私はリアリストの幹部!お前達ごときに死んでも背を向けてなるものか!我が渾身の斬撃を、その身で受けるがいい!斬り裂ぁああああく!」 ドゴーーーーーーーン! 本田珠輝「いやああああああ!い...痛い.......痛いけど...裕美音の無念を晴らす為に私は一切逃げたりなんてしないよ!!とっておき!癒しのまほう!」 ピカーーーーーーン! サンストーン「何故だ.....何故断ち切れない!」 ネプギア「そんなの決まってます!!」 ユニ「アタシ達は互いに堅い絆で繋がっているからよ!サンストーン!!あんたを倒して裕美音さんの仇を、とらせてもらうわ!!ネプギア!ロム!ラム!変身よ!」 ネプギア「了解!皆、いくよ!」 ギュイイイイイイイイ! ファイヤー「いやああああああ!こいつら女神化してサンストーン消し飛ばすきだ!やめろおおおおおおおお!」 ホワイトシスター(ロム)「二人とも!私達の力を使って!えい!」 ギュイイイイイイイイ! パープルシスター「力がみなぎってくる、これなら勝てるよ!」 ホワイトシスター(ラム)「いっけええええネプギア!ユニ!サンストーンなんかやっつけちゃえ!」 ファイヤー「うおおおおおおおさせるかああああああ!」 飯野水葉「ファイヤー!今さらサンストーンを守ろうとしても手遅れよ!!とっておき!ペインティックバインド!」 グググググググ! ファイヤー「なんだこのインクの縄みてえなのは!?全身に絡み付いて動けねえ!」 サンストーン「いいだろう、貴様らのその覚悟、しかと伝わった。ならは我が剣で貴様らの全身に世界の真実を刻んでやる!ゆくぞ!古き絆と共に朽ちながら消えてゆけ!暁光真翔斬!」 ブラックシスター「ネプギア!アタシが援護するから、あんたはサンストーン目掛けて突っ込みなさい!」 パープルシスター「任せて、ユニちゃん!」 ブラックシスター「魅せつけてあげるわ!ラステイションとプラネテゥーヌの女神候補生の連携技を! さぁ喰らいなさい!特殊兵装 ドルチェ・ヴィータ!」 パープルシスター「マルチプルビームランチャー!出力オーバーヒート!そこです!プラネティックディーバー!」 デデーーーーーーーーーーーーーン!!!! サンストーン「馬鹿な、この私が...絆を重んじるような奴らに敗れるなど.....」 ファイヤー「いやあああああああああnu!サンストーンがネプギアとユニに消し飛ばされた!チキショー死守出来なくて悔しい!」 本田珠輝「終わったよ裕美音、ちゃんと裕美音の無念は晴らせたよ...だから、安心しておやすみなさい.....ヒッググス!」 ファイヤー「しかも俺はその衝撃波で吹っ飛ばされた!串刺しオゾン!赤白軍!天界族教団!俺たちの代わりにサンストーンの仇を討ってくれええええええええ!」 布田裕美音の弔い合戦に勝利したネオジェットストリームはその後、メリオルへ帰還し、彼女の追悼式を明日行うのであった 続く! 次回はまたしてもショコラ達はレッド・プロミネンスのアジトに侵入!?
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