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最高の七五三を過ごせたキーボードクラッシャー Edit

異界 黒部市 生地地区
レッド・プロミネンスの拠点『ベース5』
ファイヤー「やっぱ異界の温泉はいいねぇ!日頃の疲れが一気にとれるしよぉ!」
四次元男爵「ファイヤー殿、此度は私めを温泉へお誘いくださり、誠にありがとう存じます」
ファイヤー「四次元男爵も温泉浸かれて良かったろ?また機会があればいつでも誘ってやるぜ!」
マルク「ファイヤーいったいいどこ行ってたのサ!朝からずっと君を探したのサ!」
ファイヤー「よぉマルク!俺ちょっと四次元男爵と温泉行ってたわw」
エシニダ「温泉へ行ってる場合ではありませんわ!貴方昨日練ったあの作戦を今日行うと仰っていたのに何故あの作戦を立案した貴方がそれを忘れるのかしら!?」
ファイヤー「へっ?作戦...、何が?」
マルク「何って君言ってたよね?今日の午後3時すぎに海凪小春の誕生日会を潰そうって」
ファイヤー「そうだった!ベース1を破壊した実行犯の小春の誕生日会ぶっ潰す作戦立ててたの俺完全に忘れてたわ!」
マルク「むぅー、しっかりしてよファイヤー。もぅ作戦開始時刻30分過ぎてるのサ」
ファイヤー「悪いなお前ら!あの作戦立てた俺がみっともないとこ晒しちゃって。しかしどうしようか、ワープ土管はアジトと別荘に置いてきちゃったし...赤色のどこでもドアはアジトと異界を往来する時にしか使えないからなぁ、仕方ない電車利用して高岡へ向かうか」
マルク「移動用のアイテムないなら最初からそうしてほしいのサ!」
エシニダ「既にスイセンがネオジェットの一支部近辺で臨戦態勢に入って貴方を待っていますわ、すぐに高岡へ行きますわよ!」
四次元男爵「お待ちくださいませ、ネオジェットと対峙なされるならば私もあなた方の作戦に参加致します」
ファイヤー「助かるぜ四次元男爵!それ意気込みこそ、助っ人に一番いるものだ!さぁ出発だ!あの拠点破壊女に復讐してやるぜ!」
マルク「ベース1はもぅ元に戻ったけど、僕らに牙を剥いた事を後悔させてやるのサ!」
こうしてファイヤー一行はベース5からネオジェットストリームの一支部へ出発した
しばらくして...
高岡市 平米地区
ネオジェットストリームの一支部
スイセン「遅いんよ、皆まだ作戦地帯に来ないんよ!あいつらもぅとっくに小春の誕生日会行ってるのに皆何処で道草くってるし!!」
小田切二葉「あれ?」
柊真雪「どうしたの二葉ちゃん?」
小田切二葉「気のせいかな?今外からスイセンの声が聞こえたような」
スイセン「っ!?(不味い!ファイヤー現れなくて苛立って大声だしちゃった!)」
柊真雪「多分気のせいでしょ?それより一緒に小春ちゃんにプレゼント渡しましょ♪」
小田切二葉「分かった!よぉーし小春ちゃんを絶対喜ばせるぞー!」
スイセン「....ふぅー、危なかったんよ...二葉に気づかれたと思ってひやひやしたんよ」
マルク「見えてきたのサ!彼処が奴らの拠点なのサ...?あっ!スイセンが拠点の入り口の所で待機してるのサ!」
エシニダ「スイセン、作戦開始時刻に間に合わなくて申し訳ございませんわ!」
ファイヤー「やべぇスイセンがホントに俺を待ってた!すまんスイセン!遅れて到着したわ!」
スイセン「遅いよファイヤー!!何処で道草くってたの!!今日あいつの誕生日会潰す作戦行うはずなのに何時間待たされたと思ってるんよ!!私待ちくたびれて腹ペコなんよ!」
ファイヤー「だからごめんって、俺朝温泉行ってて昨日作戦立案したのすっかり忘れてたんだ!ホントにすまん!次はちゃんと間に合うように行動するから!」
スイセン「ホントに?」
ファイヤー「ホントにホントだよ!」
スイセン「じゃあ次から気を付けるし、あとこの中で小春の誕生日会始まってるから早く中に入って作戦通りに動くんよ!皆は臨戦態勢に入ってる?」
エシニダ「えぇ、こちらもいつでも戦闘を行えますの」
四次元男爵「私も奴らと戦う所存でございます」
ファイヤー「篠岡がいるかもしれねぇが、気にする必要はねぇな!誕生日会を滅茶苦茶にしたらすぐに例の場所へ誘導して十字砲火で一気に奴らを殲滅するんだからよ!いくぞ!」
マルク「ラジャー!」
40秒後...
海凪ひより「はいこれ、氷見で買ってきた凄い釣竿だよ!」
海凪小春「すごーい!これ珍しいタイプの釣竿だよね!これ貰ってもいいの!?ありがとうひよりちゃん!今度この釣竿使って皆と釣に行きたい♪」
吉永恋「小春が喜んでるみたいで何よりだよ、私からはこの手作りルアーをあげる」
関あやめ「私はこのノートをプレゼントするよ!」
柊真雪「小春ちゃん皆からお誕生日お祝いされて良かったわね♪」
海凪小春「うん!皆が祝ってくれた誕生日での思いで、ずっと忘れないよ!ひよりちゃん!皆!これからももっと仲良くなろうね♪」
海凪ひより「勿論だよ、私ももっともっと小春と仲良くなりたいし皆で楽しく釣したい!」
小田切二葉「おーい小春ちゃん!私特製バースデーケーキが完成したよ!さぁ小春ちゃんろうそくの火を消してみて!」
海凪小春「おぉー、何か火がメラメラしてて綺麗だね!それじゃあいくよー!」
吉永恋「皆楽しくはしゃいじゃって...、でも何だか小春の誕生日祝えて喜ばしい気分になっちゃうな」
『ピンポーン!』
オリヴィア「ん?今チャイム鳴った?ねぇ二葉さん、誰か拠点に来たみたいだけど」
小田切二葉「こんな暗い時間にお客さんきたの?亮太さんいないけどどうする?入れる?」
オリヴィア「もしかしたら小春さんの友達かもしらないよ!私ちょっと玄関見てくる!」
柊真雪「私も行くわ!もし小春ちゃんのお友達なら歓迎して拠点へ入れてあげなくちゃ!」
『ガチャ』
オリヴィア「はいはーい!えっとどちら様でしょu」
ファイヤー「アルマゲドンフォルテムーブ!
ドゴーーーーン!
オリヴィア&柊真雪「いやああああああああ!」
吉永恋「きゃあ!な...何!?玄関から物凄い衝撃波が発生したんだけど!?」
小田切二葉「うわあああああ!オリヴィアちゃんと真雪ちゃんが向こうの路地まで吹っ飛んだよ!いったい誰の仕業なの!?」
ファイヤー「目障りな奴らは片付けた!やれお前ら!作戦通り拠点破壊女の誕生日会を滅茶苦茶にしろ!」
吉永恋「ちょっと待って!こいつらレッド・プロミネンスだ、ファイヤー達が拠点へ襲撃してきやがったわ!」
マルク「シューターカッター!
ドゴーーーーン!(小春へのプレゼント全て粉砕!)
関あやめ「ああああああ!私が用意したプレゼントが!」
スイセン「乱れ撃ちお見舞いしてやるんよ!
ドゴーーーーン!(一支部内のインテリア全て破壊!)
海凪ひより「やめてよ!亮太さんの家で暴れないで!」
エシニダ「ワタクシの歌こそが真実の音楽ですわ!
ドゴーーーーン!(一支部中の窓ガラスを全て割り!バースデーケーキを強奪!)
吉永恋「こら!やめろ!!小春の誕生日にこんな馬鹿みたいな真似しないで!!」
ファイヤー「やってやったぜほほほ!ハーッハハハ!ひゃーウケるw見てみろよ小春の顔を、こいつ俺らに誕生日会荒らされて今にも泣きそうだぜ!w あの時俺が異界にいない日に俺の拠点を壊すからこうなるんだよ馬鹿がw何が誕生日会だ!お前みたいな馬鹿には誕生日潰されるのがお似合いだぜ!ざまーみろハッハッハ!w」
スイセン「ついでにごちそう全部いただいてくから悪い思わないでね!それじゃあこれであんたらに用はないので帰るね!ばっははーい!」
関あやめ「待てこの無法者!!くっそーあいつら拠点内の物壊しまくって出ていっちゃった」
海凪小春「うぅ、ひっぐ!ひよりちゃんがプレゼントしてくれた釣竿が...、う...
うわああああああああん!酷いよ、こんなのってあんまりだよおおおおおお!」
海凪ひより「小春!大丈夫だから、ほら...泣かないで...うぅ...ひっぐ!グス」
小田切二葉「二人共しっかりして!どうしよう真雪ちゃん達が血を流して動かないよ!」
吉永恋「あの様子、多分小春の誕生日を狙って事前に計画してたんだ.....何してくれてんのあいつら...マジでどうかしてるよ.....ふざけんじゃないわよ!レッド・プロミネンス!!ひより!小春!小田切さん!関さん!」
海凪ひより「こ、恋ちゃん?」
吉永恋「あいつらを追うわよ!!人の誕生日を台無しにして、これに留まれずオリヴィアさん達を負傷させたこと必ず贖わせてあげましょ!!」
海凪小春「そうだよね...こんなことされて黙ってなんていられないよね!グス」
小田切二葉「私救急車呼んでくる!それとメリオルにいるクルト君にレッド・プロミネンスに襲撃されたこと連絡するから皆は先にあいつらを追跡して!」
吉永恋「分かったよ小田切さん!」
関あやめ「行こう皆!」
しばらくして...
高岡古城公園
ファイヤー「いやーいい気分だぜ、あいつの泣き顔見れたんだからなぁ!だけどまだメインディッシュが残ってるからそれを消化してから帰るぞ!因みに手筈通り四次元男爵が奴らに不意討ちした時が十字砲火の合図だ!いいな!」
スイセン「これからが本番なんだよね!腕が鳴るんよー!.....おっと、ナイスタイミングで小春達が出現したんよ」
海凪小春「うう!酷いよ、私の誕生日会荒らすなんて!シクシク」
ファイヤー「おやおやどうしちゃったの小春ちゃーんwメソメソしてなんかあったんか?w」
吉永恋「誰のせいで小春が泣いたと思ってんのよ!!全部あんた達の仕業でしょうが!!しかも罪もないオリヴィアさん達を深傷負わせて!!亮太さんの家の内装を無惨な姿に変えて!!」
関あやめ「本当に人を傷つける事に関して抵抗感無いよな!!どんな生活送ったらそこまで野蛮になるんだよお前らは!!」
海凪ひより「今すぐ小春に謝って!!貴方達に誕生日会荒らされて小春は泣いてるんだよ!!あんなことやっておいて只じゃ済まさないからね!絶対に逃がさない!!」
ファイヤー「ありゃりゃちと加減足りんかったか、まっお前らがまんまとこの場所へ上手く誘導できたからいっかwこれで作戦は成功する」
吉永恋「あんた、それってどういうつもり!!?」
ファイヤー「決まってるとも!こうするつもりさぁ!いけぇ四次元男爵」
四次元男爵「我々の罠に掛かったな愚かなネオジェットの虫けら共よ!私の一撃とくと味わうがいい!喰らえ必殺!四次元ミサイル!
ドゴーーーーン!
吉永恋「きゃああああああ!」
海凪ひより&海凪小春「恋ちゃん!」
ファイヤー「今だ!十字砲火で奴らを滅せ!」
マルク「マルク砲!
スイセン「寝言抜かしたいなら寝かしつけてあげるんよ!
エニシダ「クラッシュ&デストロイですわ!
ファイヤー「メテオライトブレイザー!
ブゥーーーーーーーン!
関あやめ&海凪ひより&海凪小春「うわああああああああ!」
ファイヤー「よっしゃああああああyes!作戦通り奴らを誘き寄せて倒した!ついに誕生日会潰しを成功させたぞ!」
スイセン「やったねファイヤー!キボクリスでも成せなかったことをできたなんて凄い快挙なんよ!」
マルク「話変わるけど、三日後にサウスカロラインでキラリがライブ行うようなのサ、ファイヤーにはぜひ行ってほしいのサ!」
ファイヤー「よっしゃ!でかしたぞマルクいい情報ありがとさん!これで復讐を果たしたのでアジトへ帰って祝勝会するぞ!( ≧∀≦)ノ」
しかしレッド・プロミネンスは知る由もなかった、誕生日潰しの、真のジンクスに
続く!

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