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最悪な司法保護記念日を過ごしてしまったキーボードクラッシャー Edit

エクシア王国 首都メリオル
ネオジェットストリーム本館
クルト・ミュラー「何だって、お前の住む異界にレッド・プロミネンスの拠点があるだと?」
西川葉子「はい。一昨日私のもう一つの所属先の知り合いが話していたのを聴いてしまいましたのですが、実際にレッド・プロミネンスの拠点があるかどうかはまだ判明しておられませんの」
ファイヤー「そうか...だがもしそれが事実となれば、あいつらの勢力が拡大する恐れが充分あるってことだ」
西川葉子「ですがクルト様!あの話はあくまで噂話程度なので、そこまで真に受けなくてもよろしいですわよ」
クルト・ミュラー「だといいがな(にしてもあいつらが異界に拠点を設けるとは思えねえな、噂話つっても何か確証を得なくちゃならねぇ)」
その頃ファイヤーは...
異界 魚津市
レッド・プロミネンスの豪邸
ファイヤー「俺の豪邸へやって来たぜ!邪魔生ゴミまみれのごみ袋!今日は異界でどんな一日を過ごそうか検討中だ!」
エニシダ「ファイヤー、貴方久々に華やかなこの豪邸へ赴いたというのに肝心の予定がまだ立てておられませんの?」
ファイヤー「いやぁ中々結論がでなくてちょっと」
エニシダ「それほど暇をもてなしてると仰るならワタクシと一日だけの旅行してみるのはどうですの?貴方の気分転換にはなるはずですわ」
ファイヤー「旅行かぁ、具体的には何処へ行けばいいんだ?」
エニシダ「具体的にですか、そうですわね...あっ!ワタクシ一度観光してみたい所が御座いましたの!」
ファイヤー「そうなのか、じゃあ言ってみ」
エニシダ「ワタクシ達が今滞在している富山の東に隣接してる新潟の糸魚川というと街ですの!あそこは様々な景勝地やヒスイの産地としても有名なのですわ!」
ファイヤー「お前ひょっとして、その糸魚川ってとこで観光したいのか!てか俺一度も訪れたことねぇとこだな...なんかお前との話聴いてたら糸魚川ってのに興味湧いてきた!よし行こうぜエニシダ!」
エニシダ「勿論ですわ!」
ファイヤー「そんじゃ手荷物用意してさっさと出掛けようぜ!」
こうしてファイヤー達が豪邸を後にし、歩いて魚津駅へ到着し、そこから切符を買って電車に乗り、泊駅で別の電車に乗り換え、道中で県境を通過し、それから約58分過ぎた
糸魚川市
ファイヤー「ここが糸魚川か、なんか山と海が近く感じる街だな、んーと先ずは何処観光しようかな...ん!?」
エニシダ「いきなりどうなさりましたの?」
ファイヤー「エニシダ!彼処見てみろよ彼処!」
飯野水葉「たまには皆とこういう素敵な場所で楽しく旅行するもの悪くないわね!」
雪見小梅「水葉のいう通りね、この街の色んな観光スポット行けた事が凄くいい思い出になった!冠はどう?今日で二泊三日の旅行終わりだけど何か心に残ったこととかある?」
千石冠「親不知のピアパークの料理、美味しかったからまたいつか食べに行きたい」
オリヴィア「ねぇせっかくだし、糸魚川特産のお見上げ買っていかない?」
雪見小梅「それいいわね!きっとクルト達も喜ぶわ!じゃあ」
エニシダ「ネオジェットのクルー達ですわね、どういうことですの?何故クリエメイトがこの街に居られるのかしら!?」
ファイヤー「んなこと知るかよ!とにかくあいつらから離れるぞ、俺らは観光しに来たのにあいつらのせいでそれを潰されるのだけは勘弁しておしいぜ!」
エニシダ「ファイヤー、奴らから距離を離す前に横取りボックスで奴らの財布全て奪っておくべきですわ!そうすれば奴らは財布がないことに戸惑って帰路につくどころじゃなくなりますわよ!」
ファイヤー「流石エニシダだ!クリエメイトと戦闘経験があるだけの事はある!そんじゃあいつらの財布戴いてくぜ!恨むんじゃねえぞw」
座敷童石榴「えっ!?嘘でしょ...ねぇ水葉さん!糸魚川駅の日本海口の方で私達の事見つめてるのレッド・プロミネンスじゃないですか!」
飯野水葉「何ですって!?あいつら駅の辺りにいるの!?」
雪見小梅「あぁ!見つけた!本当にいるじゃない!皆!ファイヤーとエニシダが日本海口の辺りに居たわよ!」
エニシダ「なんということですの、奴らに気づかれてしまいました!」
千石冠「しかもファイヤーがもってるあの宝箱」
ファイヤー「ゲッ!」
千石冠「もしかして...横取りボックス?」
オリヴィア「えっと、横取りボックスってなに?」
千石冠「オリヴィア知らないの?横取りボックスというのは...箱の効力みたいなので他人の所有物を奪い取るアイテムの事だよ」
飯野水葉「ちょっと、そんなの普通旅行で使わな....待って、横取りボックスもってるって事はもしやあいつら!」
ファイヤー「ヤベェ水葉に勘づかれた!エニシダ!観光は延期だ!直ちに豪邸へ逃げ帰るぞ!駅に戻れ!新幹線乗って逃げるぞ!」
飯野水葉「なっ!?コラー逃がさないわよ!待ちなさいファイヤー!!」
二重丸くるり「あの人石榴の持ち物取ろうとしてたですね、許さない...」
3分後...
糸魚川駅 新幹線ホーム
ファイヤー「はぁはぁ、くそ!ネオジェットがいるとまともに旅行できねぇ、仕方ないけどこのまま黒部宇奈月温泉駅向かって、そこで降りて後は何とかして魚津に帰るしか方法がないな『ちょっとあんた達!』マジかよもぅここまで追い付かれたのかよ!」
飯野水葉「あんた、その横取りボックスで私達の財布盗もうとしていたでしょ!!」
ファイヤー「はぁ!?そんなわけないだろ!俺がいつお前らの財布盗もうとしてたんだ?」
オリヴィア「じゃあ何でさっき私達から逃げたの!?詳しく説明して!!」
千石冠「あの様子は絶対財布を盗む気満々だった」
雪見小梅「ホントどうしてあんた達がこの世界に...いやまって、あんた達レッド・プロミネンスがこの世界の何処かでで拠点建てたっていうあの噂実話だったわけね!この世界でも悪事企てようとして許さないわ!!」
エニシダ「お待ちなさい!先程から何をおっしゃっておられますの!?ワタクシ達はただ観光したいだけで貴女達の戯れるつもりは皆無ですわ!」
座敷童石榴「言い訳無用だよ!喰らえ!スマッシュサーブ!
ドゴーーーーン!
エニシダ「ありえませんわ...」
ファイヤー「おーいお前らエニシダに何するんだよ!」
千石冠「水葉、ファイヤーにとどめ指してもいい?」
飯野水葉「私別に誰がこいつを成敗しても構わないわ!」
千石冠「判った、じゃあ私はファイヤーを懲らしめる。とっておき 牛丼、カツ丼、親子丼光線
デデーーーーーーーーーン!!!!
ファイヤー「いやああああああああnu!千石冠にバイバイキーンされた!」
二重丸くるり「石榴が警察に通報しなかったことに感謝するデス」
ファイヤー「いやああああ!いやあああああ!お前らがいると必ず不幸な一日になるばかりだぁああああああああ!!!!」
続く!

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